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第百八十三夜 ページ36

◇貴方side



一時間後に室長室に集合ということになり別れた。


別れるとき、ユウは何か言いたそうだったけれど何もいわずに行ってしまった。後で聞いてみようかな。


イヴ「ここが貴方の部屋?」


「そう、何もないけれどお母さんのものがいくつかあるんだ」


イヴ「そう、咲の………………」


そんな事を話していると、あの方舟で会ったAKUMA、お母さんの身体を使って作られてしまったAKUMAのことを思い出す。


破壊、


AKUMAなんだから、エクソシストの私は破壊しなくてはならない。


そう、エクソシストなんだから。私は。今は亡き両親と同じ。


「服、これなら大丈夫?」


お母さんの着ていたらしい着物を渡す。


イヴ「えぇ、ありがとう」


彼女の黒くて長い髪は、私が持っていた簪でまとめた。


ちなみに私の団服はボロボロなのでリナリーに貰ったチャイナ服に着替えた。


耳としっぽが出ても大丈夫なやつだ。


髪にはユウから貰った髪留め。


今まで、壊されたくなくて元帥護衛任務の頃から外していた。


着替えが終わったかと思うと、イヴは先ほどまで着ていた黒いドレスを燃やしていた。←


「そんなに嫌だったの?」


イヴ「クロスの好みは最悪よ」


「はははー;」


そんなにお気に召さなかったのね;









「あれ、クロス元帥は?」


室長室には、その人物だけがいない。


ソファーにはすでにルベリエ長官が座っていた。後ろには鴉。さっき命の危険を感じていたはずなのに。


ルベリエ「私にも聞く権利ぐらいはある。なので同席させていただきますよ」


イヴ「構わないわ」


あれ、書記さんがいない。名前は、フェイさんだっけ。コムイ室長が退出させたのかな。


アレン「師匠…………まさか、」


やばい、アレン君の顔が一気に青白くなってきてしまった。


イヴ「捕まえてくるわ」


そう言って出て行ってしまったイヴ。数分後探していた人物は引きずられてきた。


イヴ「さ、お話ししましょうか」


なんか、お酒の匂いがする、微かだけど。


コムイ「そ、そうですね;どうぞ座ってください」


強いな、イヴさん。









.

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ゆきな☆(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます( ´ ` *)更新遅くなってしまってますが頑張ります(*^^*) (2020年2月24日 20時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 続き見たいのです!頑張れんこん!ゆきな☆様! (2020年2月24日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます( ´ ` *) (2020年2月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 凄く面白いです! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c9731af75b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年1月26日 17時

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