第百七十六夜 ページ29
◇貴方side
イヴ「さて、」
クロス「行くのか、教団に」
イヴ「えぇ」
クロス「……………」
うわ、すんごく嫌そうな顔してる。元帥の教団嫌いって相当だね;
イヴ「でも、その前に………」
「……………?」
イヴが、私の後ろに目線を向けた。
それにつられて、その方向に目をやる。
あれ、なんか聞こえる。
聞いたことのある声が2つ。
?「…………っと………………なん…………」
?「………れ…………ヤシ………………」
「……………え、?」
?「……………あれ?」
?「あ?」
白髪に傷のある人物と、長髪に切れ長の目の人物。
「「「……………あぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」」」
ちょっと待って!?
クロス「……………煩ぇな」
イヴ「ふふっ」
アレン「A!無事だったんですね!!」
「何で、ここに………?」
神田「こっちのセリフだ、何処だここ」
「……………日本?」
神田「そうじゃねぇよ」
「……………ッ!?」
ユウの、手に、六幻………
「……………どうして、」
神田「…………」
「バカッ!!何でまたイノセンスを手に取ったのよッ!!」
神田「…………」
「何でまた………十字架を背負ったのよ…………」
神田「そんなの、俺の勝手だろ」
「……………」
神田「俺が必要だったからだ。俺が、俺自身が手に取ると決めた。
「……………バカユウ」
神田「馬鹿なのはお前だろ、何ひとりでどっか行ってんだよ。探したじゃねえか」
「来ないでって言ったじゃない。アルマと、」
神田「アルマは、ここだ」
ユウの拳は、胸を叩いた。
神田「アルマは、生きてる。俺が忘れねぇ限り」
「ッ………」
.
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ゆきな☆(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます( ´ ` *)更新遅くなってしまってますが頑張ります(*^^*) (2020年2月24日 20時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 続き見たいのです!頑張れんこん!ゆきな☆様! (2020年2月24日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます( ´ ` *) (2020年2月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 凄く面白いです! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c9731af75b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年1月26日 17時