第百七十三夜 ページ26
◇貴方side
元帥のおかげで、無事(←？)に辿り着いた日本。
「元帥、」
クロス「あ？」
「世界中に何人愛人がいるんですか………………」
何人じゃないか、何十人か。
クロス「数えた事ねぇ」
そうですか……………………
泊まった宿も、出してくれた船も、ぜーんぶ元帥の愛人だったのにほんとびっくり。
アレン君、あなたの気持ちよく分かったよ。
クロス「なんだ？お前も入れてほしいって？」
「いやいや、いいです；」
クロス「遠慮すんな。お前ならいいぞ、特別にな」
？「私が許さないわよ」
え、
クロス「冗談だ」
？「冗談に聞こえないわ」
「あれ、」
？「よく来たわね」
お狐、様？
日本にやっと来て結構歩いたけれど、もう着いてたんだ。
確かに、周りが水晶でお狐様に会いに行ったときと同じ風景だ。
クロス「ったく、俺に人の案内させるなっつうの」
お狐様「人の身体を勝手に貴方の趣味で着飾ってくれた罰よ」
クロス「似合ってたじゃねぇか」
お狐様「そう言われても嬉しくないわね」
クロス「ツンデレか」
お狐様「寝言は寝て言いなさい」
「……………」
あんぐり開けていた口がなかなか塞がらない。
全然話についていけないんですが…………
お狐様「あぁ、ごめんなさいね。説明しなくちゃだったわね。クロス」
クロス「めんどくせぇ」
そう言いながら、地面から黒い大きな柩を出現させた。これは、私も見たことある。元帥のイノセンス、聖母ノ柩(グレイヴ・オブ・マリア)だ。
確か、この中にはすでに死亡している寄生型イノセンス適合者の女性が入っていて元帥の禁術で動いていると聞いたことある。
「………………………もしかして、」
お狐様「そうよ、これは私の身体よ」
「ｯ！？」
お狐様「まずは、昔話から話し始めましょうか」
「昔、話？」
お狐様「そうよ」
そう言い、語り始めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿この世が生まれた話を。
.
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ゆきな☆(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます( ´ ` *)更新遅くなってしまってますが頑張ります(*^^*) (2020年2月24日 20時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 続き見たいのです！頑張れんこん！ゆきな☆様！ (2020年2月24日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます( ´ ` *) (2020年2月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 凄く面白いです！ (2020年2月17日 0時) (レス) id: c9731af75b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきな☆
| 作成日時：2020年1月26日 17時
