episode.148 ページ46
◇貴方side
朝。
部屋のカーテンからはみ出した朝陽で目が覚めた。
あれ、なんだかこの光景デジャブってるのはどういうこと？
そして、上の方から聞こえたおはようの声。
そして、目の前にあった鍛い上げられた大胸筋。
え、
え……
えｯ！？！？！？！？
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇｯ！？！？！？
昨日のことを思い出していきなり飛び上がってしまった瞬間、後ろにつこうとした手がつけなくて落ちそうになってしまった。
……なぜ落ちなかったか。
赤井「大丈夫か」
「〜〜ｯ」
鼻血ｯ！？鼻血でるｯ！？
待って待って待ってぇぇぇぇぇぇぇぇｯ！？！？！？
赤井「さっき起きた時、目を回して気絶してしまうから心配したぞ？」
「え」
あ、うん……
なんか微かに覚えてるような、気がする……
だって、こんな色気ムンムンな人がいきなり前に現れたら。ねぇ？
「オ、オハヨウゴザイマス、アカイサン」
赤井「違うだろ？」
「え、」
赤井「昨日教えたじゃないか……」
いきなり耳元に顔を寄せた彼。
赤井「秀一、と」
「〜〜ｯ！？！？！？！？！？」
赤井「ククッ」
恥ずかしすぎて耐えられずに布団で顔を隠したが、それでもダメで。今日一日、いや何日かは私ダメかもしれないと思っているといきなり布団を剥ぎ取られた。
赤井「一ヶ月、君に会えなかったんだ。もっと君を堪能させてくれ」
そんな事を言いながら抱き締められて布団に逆戻り。
輸血ｯ！！あと心臓１０個大至急お願いしますｯ！！
ただいま７００ヤード有効射程圏内の狙撃手に至近距離で心臓を連射されてる最中ですｯ！！！！
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年11月18日 11時
