episode.146 ページ44
◇貴方side
赤井「落ち着いたか」
「は、はい。ありがとうございます。でも、なんでここに……」
赤井「もう電話の時点で日本に戻ってきてたんだ」
「え、」
え、いくら何でも早くないっすか？
「どこ○もドア？」
赤井「俺は猫型ロボ○トじゃないし知り合いにもいないぞ？」
「ですよねー……」
赤井「早めに終わらせてきたんだ。とりあえず、暫くはここにいろ。ストーカーのことはこっちに任せてくれ」
「あ、ありがとうございます」
赤井「安心しろ、絶対に守ってやる」
赤井さんの手が伸びてきて、頭を撫でてくれた。
それは凄く安心できるもので。
さっきまで怖かったのに、彼がいるだけですぐに心が落ち着きを取り戻した。
赤井「それよりも、なんで言わなかった」
「あ、」
赤井「言ったよな、何かあったら言えと」
「ハ、ハイ……」
赤井「俺は守ったぞ、怪我一つせずちゃんと帰ってきた」
「……」
赤井「お仕置だな」
え、まじ？お説教何時間コース……？
「……んんんん〜？」
いきなりの浮遊感。え、なんで赤井さんに抱き上げられてるの？？？
てかこれやばいよ。非常にやばい。鼻血、鼻血でますって。
「え、何ですこれ……？お説教……？」
赤井「お仕置きだが」
そう言いながら歩き出した。
「ちょちょちょっと待って下さい！！何で寝室！？」
赤井「？？」
いやいやいや、はてなマーク出さないでよ。
赤井「お仕置き、この意味が分かってると思うんだが」
「あああああかいさんんんんんｯ！？！？！？」
赤井「今日は、寝かせてやれないからな？」
「〜〜〜ｯ！？」
・・・・・詰んだ。
ヒロにい、コナンくん、みんな、今までありがとう。
.
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年11月18日 11時
