赤井さん推しの天才医者が本気で推しに恋しちゃったってよ。～Another story～Ⅱ (ページ19)

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episode.121 ページ19

◇貴方side

「あ、あの、お風呂、上がり……まし、た……」

赤井「そうか……どうした？」

脱衣所のドアから顔だけ出した状態。あんなに勇気を出したのに、いざ本人を見たらこの様ですよ。

赤井「何かあったか？」

「……赤井さんのせいです。赤井さんが巨人なのが悪いんです」

なぜ気づかないんだこの人。

赤井「巨人……？」

「……なんでわかんないんですか」

赤井「……ズボンか」

「図りました？」

赤井「ククッ」

「メス飛ばしますよ」

赤井「悪い悪い、だが君の履けそうなものがなかったんだ」

「……」

赤井「君の恥ずかしがってるところも可愛いが、そろそろ出てきてくれないか、honey？」

「！？」

は、ハニー！？今この人ハニーって言った！？

そして恥ずかしがってるところを狙われて引っ張りだされた。

「ｯ！？！？！？」

赤井「華奢だな。これが彼シャツと言うやつか」

「ちょｯ見てないでお風呂入ってくださいｯ！！」

赤井「ククッ」

笑いを残しながら脱衣所に入っていった。

「私、持たない気がしてきた」

代わりの心臓と輸血の準備しないとダメな気がする。

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