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episode.57 ページ7

◇貴方side



「お邪魔します」


降谷「どうぞ。お腹空いてるだろ、今作るな」


リビングのソファーにでも座っててと言われ彼はキッチンに。


足が治ってからここに来るのは初めて。


後ろを見るとキッチンでご飯を作ってくれている彼。何だかいい匂いがしてくる。


「(何か、絵になるなぁ……)」


何か手伝えることあるかな、そう思って彼の立つキッチンに顔を出した。


降谷「ん?どうした?」


「何か手伝う?」


降谷「疲れてるだろ、座ってていいぞ」


「それはそっちも一緒でしょ?」


降谷「なら、サラダ盛ってくれ。もう出来てるから」


「うん」









彼の作る料理は凄く美味しくて、さすがポアロの店員。


今度はあのハムサンド、食べたいなぁ。ポアロのメニューで一番好きな料理だったから。








降谷「お風呂、今沸かしてるから少し経ったら先入ってくれ」


「うん」


降谷「あ、服探さなきゃだな」


「何かごめんね」


降谷「いやいいんだ、俺が我が儘言ったからな」


お風呂が沸いた音が鳴って、彼からタオルとパジャマ用のトレーナーを受け取った。


降谷「そこら辺のは勝手に使っていいから」


「うん、使わせていただきます」


後で、洗濯機貸してもらおう。乾くかな?


「やっぱり、男の人だよね……」


トレーナーデカい。私身長ちっちゃい方だから膝丈よりちょっと上くらい?


ズボン、紐引っ張ってぎりぎりセーフ?引きずっちゃうけど。チビとか思われそう。


「お風呂ありがとう」


降谷「……………」


固まっちゃった。大丈夫?


「…………チビだと思った?」


降谷「いや、そうじゃない……」


「じゃあ何よ」


降谷「…………………………破壊力抜群」


「何破壊するのよ、私」


降谷「………風呂入ってくる」


何よ、破壊力抜群って………………








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ゆきな☆(プロフ) - 碧海さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです!ありがとうございます!! (2021年5月9日 15時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
碧海(プロフ) - こんにちは。すごく、よかったです。話しに引き込まれました。 (2021年5月9日 14時) (レス) id: 555287d8fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 朝日奈 美奈さん» コメントありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2019年10月29日 17時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - とても面白かったです!これからも頑張ってください!! (2019年10月29日 17時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ほのかさん» コメントありがとうございます!心配までして頂けるなんて( ´ ` *)ありがとうございます(*^^*) (2019年10月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2019年10月5日 18時

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