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漆話 ページ10

Aside

北にある山についた。

やはり寒いから、山は真っ白な雪覆われている。

スンスン

この山から血の匂いがする。

鬼の匂いもするな。でも、嗅いだことのない鬼の匂いだ。

左手の遠くの方で少年が何かをおぶって走っているな。

『義勇、二手に別れよう。君はこの方角をまっすぐ行けば人をおぶった少年に出会うはずだ。対処は…君に任せる。』

義「あぁ、わかった」

『私は血の匂いが濃い山奥へ行ってくる。後で合流しよう。』

そう伝えた後に別れた。

血の匂いが濃い場所へ向かうと、そこには

母親と子供たちが血を流して倒れていた。

いや、死んでいた。もう手遅れだった。

私達が半日早く来ていれば…

『……くそっ…すまん……痛かったろう…』

目を開けたままの子供の目を瞑らせながら、

呟いた。皆に手を合わせた。

そして、引きずられたような血の跡がついていることに気がついた。

しかも、足跡もくっきりと。

これを追ったら、鬼がいるかもしれない。

その一心で足跡を辿りながら、走った。

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ルナ(プロフ) - このサイトに言いたいこと全部書いてあるので私から言うことは何も無いです (2019年10月9日 19時) (レス) id: fad89075ae (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/hp/kanatog/ (2019年10月9日 19時) (レス) id: fad89075ae (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 冬空さん» ありがとうございます!!!頑張ります!!! (2019年10月8日 8時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
冬空 - 凄くこの話好きです!!面白かったです!これからも、応援してます!!! (2019年10月6日 13時) (レス) id: b6b3e612da (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ビー玉さん» ありがとうございます!!柱の方々から憧れられたらって思って書き始めました!頑張りますね^^* (2019年9月15日 15時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年9月14日 10時

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