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一緒に ページ21
「そこ蚊多くない？」
刺されちゃうよなんて飄々とした態度で現れた彼。今までのやりとり全部聞かれてたのかななんて思ったけど、この公園は開けてるしいたら気づくはずだ。それならどうして、
「まだ残ってたんですか？」
「ちょっと探しものをね、君こそどうしてここに？」
言いながら近づいてくる。月夜の闇にプラチナブロンドが映える。
「ミナトの…お母さんが見つかって…少しお話してさっき別れたとこ、です」
嘘は言ってない。チシヤさんに詳しく話すのもなんだか憚られそう返した。
「ふーん」
この人は自分から目を逸らすことをしないから全てを見透かされたような気持ちになる。
…落ち着かない。
「じゃあ、一緒にくる？」
猫目が私をじっと捉えたままそう口にする。少しだけ上がった口角。
「チシヤさん…」
どこに行くの。そう言葉に出すより前に古い記憶が体を駆け巡るようなそんな感じがして思わず名前を呼んだ。
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かえで(プロフ) - おこめさん» えー！ありがとうございます！見ていてくださってたんですね。めちゃくちゃ嬉しいです…！今後ともよろしくお願いします！ (2023年2月20日 23時) (
レス) id: 8a349644e1 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - かえでさん初めまして！いつも楽しく拝読させていただいております！更新頑張ってください。陰ながら応援しております^ᴗ͈ˬᴗ͈^♡ (2023年2月20日 22時) (レス) id: 9157f8724a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえで | 作成日時：2023年2月8日 19時
