episode39 ページ40
A「おじゃましまーす」
至さんの部屋に入り、ソファに座る。
至「お〜、今ちょうどドルカナやってたとこだわ」
至さんがスマホを片手に隣に座ってくる。
A「えっ至さんも始めたんですか！？」
至「うん。乙女ゲーって初めてやったけど面白いね。めっちゃ口説いてくるwwwwwwwwww」
A「そういうゲームですよ乙女ゲーは(笑)」
至「お前こんなやつがタイプなんだね。王道の王子様〜って感じ。」
A「こんなやつって言わないでくださいよ。私の彼氏です。彼氏。」
至「さすがwwwwwwww」
A「てか、なんで至さんまでこのゲームやり始めたんですか?」
至「それ、聞いちゃう?」
A「気になるじゃないですか」
至さんはニヤリと笑う。
至「内緒」
A「ゲーム始めるのに内緒てwwwwww」
至「その方が面白いでしょ」
そんな他愛もない会話をしていたが、次第に会話が無くなっていく。
ひたすら周回をする私たち。
至さんが私の方にコツンと頭を預けてくる。
A「.....なんですか」
至「別にいいでしょ」
A「重いので退けてください」
至「嫌です」
A「至さんが部屋でやりたいって言うから来てあげたのに。もう自分の部屋戻りますね！」
そう言って強引に立ち上がろうとする。
至「ちょっとストップ」
至さんが腕を掴んでくる
至「お前、なんで俺がここに呼んだか分かってないの?」
A「??一緒にゲームしたいから、?」
至「違うよ」
A「じゃあなんなんですか」
至「俺が今までお前にしたこと覚えてないの?」
A「......あ」
私は忘れていた。
至さんは今までも急に抱きしめてきたりした、、、
至「そういうことだから。分かってるよね？」
A「いやいや、待ってください。私の見当違いだったら恥ずかしいんで言わないですけど、、、え?」
至「もう、だからさ」
至さんは静かにスマホを置くと私をそっと抱きしめる。
A「え?」
至「嫌だ、?」
嫌がっているはずなのに、嫌がらなくてはいけないのに、私はぎゅっと抱きしめ返していた。
至「そういうこと。」
至さんは1度私を離すと、今度は至さんの顔が私の顔に近づいてくる。
えええちょっと待って
きききききききき!?!???
生まれて約16年、この方1度もそんなことしたことないよ!?!?
身構えた私はぎゅっと目を瞑った
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コンクリート(プロフ) - ありがとうございます＾＾ (2021年8月17日 21時) (
レス) id: 2e3a31a212 (このIDを非表示/違反報告)
琉美衣(プロフ) - 初めまして！ タグ検索でお見かけしてドキドキしながら見させていただきました！！ 珍しく、更新日時が近日だったので続きをワクワクしながらお待ちしております！ (2021年8月14日 12時) (レス) id: 41e757a735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンクリート | 作成日時：2021年7月16日 23時
