【碓氷真澄】とりあえず、どうする？【茅ヶ崎至】

episode33 ページ34

学校が終わり、いつも通り真澄と寮に帰った私は早速机に向かう



A「.........無理。あーもう諦めようかな」



理数系がことごとくダメな私は数学を前に手が止まる



A「癒し癒しーーーっと」



そうしてスマホに手を伸ばし、ドルカナを開く



A「きゃーーーーー！！！今日のログボ奏くんじゃん！！かっこいい、、、、好き、、、、」




勉強なんかそっちのけで1人スマホに語りかける



A「うんうん、私も奏くんが好きだよ.....」




誰かに見られたらドン引きされるだろうな、そう考えながらニヤニヤして携帯を見る。



A「そろそろ勉強するか」



流石にまずいと思った私は数学を始めようとする。


元々文系科目は得意だし、暗記も得意な方なので赤点の心配はしていないが、問題なのは数学。公式を覚えたとしても全然意味が分からない。



A「やっぱ数学無理......でも紬さん文系だしな.....」



家庭教師として定評のある紬さんは文系科目全般を担当している。が、今問題なのは数学。



A「誰か数学得意な人いないかなぁ....」



1人部屋でブツブツ言っていると、


ドアをノックする音がする



A「はーい」


椋「あっAちゃん！夜ご飯できたからリビングおいで！」


椋の優しい声



A「わかった！今行く！」




私は急いでリビングに向かった

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