【碓氷真澄】とりあえず、どうする？【茅ヶ崎至】

episode17 ページ18

何気ない学校生活。



今日もそんな1日だった。



HRを終え、真澄と帰ろうとする、



と





???「ちょっと、Aさん？いい？」



知らない女子に呼び止められる。


なんのことかはすぐに察した。




きっと真澄のことだ



真澄は顔が良いから女子たちから絶大な人気がある。


そんな真澄と急に仲良くなった私が気に食わないんだろう。



(ほんと、乙女ゲーかよ、、、)



真澄に用事が出来たから先に帰ってと伝えると、その女子たちに連れていかれる。



連れてこられたのは校舎の裏。



(ベタすぎて逆に笑えるな、、、けど、怖)



女子たちは私を取り囲むと、言う。



女子A「ねえ、お前最近調子乗りすぎじゃない？」


女子B「この子が真澄くんのこと好きって分かっててやってる？」


A「いや、、それは、、、」



知ってた。彼女の名前は及川ひな。


学年でも美人と有名である。


そして、真澄のことが好き。



ひな「や、やめてよ！可哀想だよ。」



ひなは目をうるうるさせながら訴える。



女子B「まあ、そういうなら、、、、」



女子A「お前、行動には気をつけなよ。」



そう言うと取り巻きの女子たちは去っていく。



ひなは私に近づいてきた。



ひな「ねえ、私及川ひな。もし良かったら、私が真澄くんと付き合えるように協力してくれない、、、？」





ちょっと怖かったが、特に断る理由もなかったので協力することにした。






真澄が監督さんのこと好きなのは黙っておこう

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