〇〇しないと出られない血鬼術 参※リクエスト停止中

黒死牟と猫耳【リクエスト】 ページ6

※夢主特殊設定 猫又



数百年生きる猫又である私は、人を食べる鬼黒死牟さんに恋をした。


好きで、告白しても全敗だった私がどうしても振り向いて欲しくてした行動。



それが、自分の妖術で部屋に閉じ込めること



【抱きしめないと出られない部屋】


「これは…………お前の……仕業か」



ジロリと６つの瞳に見つめられる。



『ごめんなさい…………でも、部屋出るにはお題を達成するしかなくて……』


「部屋ではなく……これだ」

ぴょんと指差した方向には猫耳があった。


『？はい。可愛いですよね』


「可愛さなどいらん」


それも、お題を達成しないと消えないと言うと渋々抱きしめてくる。


『……あの、ごめんなさい』


再度謝る。


返事はない。



『……でも好きなんです。』


「俺は……鬼だ」


知ってます、と言う。



鬼と猫又。昔から相容れぬ存在。


猫又も人を食べるが、100年人を食べなかった猫又は神に格上げされる。


１００年食べなかった私は神になった。神が、絶対悪である鬼と結ばれるわけにはいかない。


『……神が嫌なら、人を食べます』



「………………」


『そして猫又に戻ります。だから、それならいいですか？』



抱きしめられる腕に力が入る。


「お前は……致命傷を負ったら死ぬ……

俺たちとは、……全部違う……


そう思って、諦めてた……」


腕が離れ、ほっぺを撫でられる。

くすぐったいなぁ。


「そこまで……して……恋などするものではないと思ってた……


でも……お前と出会い……俺は変わった……



きっと……俺と一緒にいると地獄に落ちる……


それでも、いいか？」


私は微笑み手を取り、耳を触る。

猫はこの耳を触られるのが大好きだ。




黒死牟さんがくすぐったそうに顔を歪める。




【地獄行きの結婚も、地獄行きの新婚旅行も幸せに感じますね】



おや？愛羅さんに言いたいことがあるみたいです！


「リクエスト感謝する。



猫耳……というのはそっちの時代の……もえ？らしい……な。


…………不思議と、嫌な気持ちはしなかった。



それもこれもお前……だからなのかもな」


リクエストありがとうございます！

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