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堕姫と喰われる【リクエスト】 ページ45

※夢主特殊設定。遊女 善逸に蕨姫が鬼だと聞いて逃げようとした。


【堕姫に喰われないと出られない部屋】


その文字に顔から血の気が引く。

堕姫とは蕨姫姐さんの本当の名前らしい。

善子、もとい善逸くんが言っていた。


(食べられてしまう)

「食べやしないわよ、あんたみたいな可愛い子」

後ろから抱きしめられる。

この声は……


『ねぇ、さん……?』


「そうよ、あんたを1番可愛がっていた姐さんよ」

いつもの美しい笑顔を浮かべる姐さんがそこにいた。


怯えた私の顔を見て姐さんが舌打ちをする。


「あの不細工、Aに馬鹿なこと言って……」


姐さんのさは、笑って私に向き直る。


「あんたを食べはしないわ。物理的にはね」


そう言って私の口に自身の口を重ねた。


ゆるりとしたが入ってくる。

ぬちゃぬちゃと水音が響く。

たくさんの客をこの体で相手にしてきたが、ここまで気持ちのいい接吻は、初めて。


立ってられなくなりその場にヘタリ込む。


「可愛いわぁ、こんな可愛いあんたを見た男がいるなんて……まぁ、みんなこの世にいないけど」

『っ…………えっ?』

「殺したわ。当然よね、あんたのそんな顔見たもの。

あんたのその顔を見ていいのは私だけよ。」


私の客は、2回目は私に会いに来なかった。

それは、死んでたからなんだ。


『やっ、いや善逸くんっ……!』


ダァン


顔の横の壁を帯が突き刺さる。


「Aあんたは可愛いし好きだから、殺さないけど他のやつの名前を出すなら話は別よ」


いつもの綺麗な顔で私に言う。


この綺麗な笑顔。

この顔が私好きだった。

みんなに辛いあたりをするけど、私が言うと優しくなる、素直な姐さんが好きだった。

私は……

『姐さんだけのAにして……』……「あー、可愛い、一生可愛がるからね……?」


『いや、いや!』……「ちょっと口を塞ぎましょうか。あんたの名前が聞けなくなるのは悲しいけど、私は忠告したものね」


おや?赤眼のわかめさんに言いたいことがあるみたいですよ!


「リクエストありがとね。

私を選ぶなんて、見る目あんじゃない。

鬼殺隊の不細工どもとはひと味もふた味も違うってわけね。

気に入ったわ。

あなた、私と一緒に居なさい。お願いじゃなくて、命令だから、分かったわね?」

リクエストありがとうございます!

鬼舞辻と焦らす【リクエスト】→←2



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設定タグ:鬼滅の刃 , 〇〇しないと出られない部屋 , 短編集   
作品ジャンル:その他
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時

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