〇〇しないと出られない血鬼術

矢琶羽とジャンケンと…？【リクエスト】 ページ37

【ジャンケンで三回して負けたほうが勝ったほうに接吻しないと出られない部屋】


共に生きたいと思った人がいた。

その人は鬼だった。

鬼狩りとなりその人との接触をたった。

自分の手でその人を殺したくなかったから。


「久しいな、A」

『矢琶羽さん…』

「大きくなったな。」

そういうと、すっと右手を出す

「ジャンケン、ぽい」

『ちょっと⁉』

急いで出す

グーとパー

私の勝ち

もう一回

チョキとグー

私の二勝


「強いな、昔はあんなに泣き虫だったのにな」


彼が近くに来る。

時が止まったよう

ゆっくりと口を寄せる。


甘い、接吻だった。

「泣き虫は相変わらずか、何を泣いている」

彼は涙をぬぐった。

『こんなに優しい接吻をするのに、どうしてあなたは鬼なの？』


彼は黙った。


『あなたが鬼じゃなかったら私は、』


あなたと共に居たかった。 その言葉は言わないようにした。


「儂と連絡を切ったのは鬼殺隊に入ったからか」


悲しそうに言った。


『あなたが好き。だからもう、これ以上汚れたあなたは見たくない」


日輪刀を構える


『ここで殺します』

私がそう言っても彼はだ笑っていた。


「愛する者に殺されるなら幸せというものよ」


彼が首を私に向ける。


私は……


首を切る…「死に際をお前に看取ってもらえて幸せだな」


できないと泣く…「泣き虫め。その甘さがいつか命取りになるぞ」



おや？春野愛香さんに言いたいことがあるみたいですよ


「リクエストありがとうの。

今回は趣向を変えてAがもとから恋愛感情を持っている前提で話を進めたぞ


そのうえで残酷な選択をさせてしまって申し訳ないな。


鬼と人、相反する儂らが恋に落ちるとは…


皮肉だな。お主はこの皮肉を受け入れるか？


それとも、儂とともにあらがってくれるか？」

リクエストありがとうございました！

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