無一郎さんと惚れる。 ページ17
【どちらかが惚れないと出られない部屋】
『な、何ですかこのふざけた術は!?』
顔を赤くして私が叫ぶ。
「うるさい」
隣で面倒くさそうに無一郎さんが、言う。
霞柱の無一郎さんは、多分私が嫌い。
目を合わせないし、言葉も素っ気ない。
故に、こんな術に巻き込んでしまった私の未熟さを呪いたい。
『本当に、惚れなければ開かないのでしょうか』
私は扉に手をかける。
ギイィィ
扉はあっさりと開いた。
『なんだ!ただのハッタリでしたか!
無一郎さん、巻き込んですみません!!さぁ、出ましょう』
ビシッと敬礼の姿勢をとり無一郎さんに言う。
「あーそう」
__________________
土を踏む音だけが響き気まずい。
あの部屋を出てから、一切会話がない。
『……あ、あの部屋大したことないですね!あれで柱の無一郎さんやお世話役の私を倒そうなて鬼も舐めてますね!』
「……」
会話のキャッチボールができない。
巻き込んでしまったから、元気付けようと思ったのに。
「今回の鬼はさ」
『え?あ、はい』
突然話し始めた無一郎に驚きつつも話を聞く。
「俺とAっていう人選を間違えたのがいけなかったと思う。」
どう言うことだ?
「俺、Aのこと前から好きだから簡単に出れて当たり前なんだよね」
ゑ⁇
『好き……ですか』
「そう」
真顔で言われても信憑性が乏しいが……
『意外ですね……無一郎さんは私のこと嫌いかと思ってしまた』
「はぁ!?」
驚き呆れる無一郎さんに事情を話す。
「それは、照れるから目を見れないだけ。口数が少ないのも、変なこと言って嫌われたくなかっただけ」
プイッとそっぽを向いてしまった。
『……嫌われてなかったんですね』
「むしろ好き。」
無一郎さんが私を見る。
「柱にこれだけ言わせておいて、何もないの、君は」
私は……
『私も好きです』.次の無一郎の話までSTOP
『ほかに好きな人がいます』……推しキャラまでSTOP
リクエスト消費しないで無一郎君入れてすみません
同じキャラがリクエストで多かったので、真新しさを入れてみました。
無一郎くん好き。大好きです(真顔)
リクエスト一覧表・リクエストにつて→←義勇さんと囁き【リクエスト】
536人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時