信じてる。3

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Youside


壱｢お前さぁ。｣


そうまた低い声で呼ばれて、
思わず後ろを振り返る。


壱｢GENERATIONSさん達にバラして、

生きて帰れると思ってんの？｣


｢…ど、ういうこと？｣


壱｢俺最初に言った。

言ったら潰すって。

その潰すの意味、分かってなかった？｣



そう言って、
壱馬がどんどんこっちに向かって歩いてくる。


私は怖くても足に力が入らなくて
そこから動くことが出来なかった。


壱｢バイバイ｣

そう言った壱馬は満面の笑みで、
私の首に手を当てて
ゆっくりと力を入れていった。


『……か……ずま…』

死ぬ。
そう思った。
さらに涙が出てきた。



その時、

？｢かずまさん！！｣


そう叫びながら走ってきた人が
壱馬を思いっきり突き飛ばした。

その瞬間一気に入ってくる酸素。
ほんとに初めて感じる苦しさで
パニックになって、
呼吸も荒くなった。

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