信じてる。

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Hokutoside




今日、Aは、仕事に来なかった。




壱「あいつ来なくて幸せだわ」



陸「それな〜。」



昂「もう、来なくていいのにね」



龍「このまま辞めてくれないかな？」







そんな言葉が飛び交っている。




きっとみんなも、元に戻りたいはずなんだ。


俺だってそうだった。





みんなには、



謝れない理由がある。







それは…









あの人がいるから。




あの人の気を触ると怖いということをわかっているから、



みんな謝らない。




ねぇ、俺ら仲良かったよね？



武者修行の時も、



合宿の時も、


どんなに辛くたって、


俺ら17人で支えあってきたんじゃないの？




Aは、鞄にまだ、俺らが武者修行にあげたキーホルダーを付けてる。



気づいてるんだ。




ねぇ、もういっぱい傷ついたよ？



Aは、何も悪いことしてないよ？



ねぇ、こんなこと辞めようよ。









壱馬…。

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