【stpr】Mafia Princess 【紫】

Episode９【変○露○狂】 ページ11

突然ドアがぶち壊れる勢いで開き、電気がついた




お気に入りのシャンデリアが輝くと、私のベッドで寝るさとみくんと、扉の方に慌てた表情でドアノブを握るボスが立っていた




ボス「A…!?」




『あぁ…ボ、ボスゥ…』




朝からかっこいい…




じゃなくて!!




『朝起きたらさとみくんがベッドに居て、私を後ろから抱きしめてて!!』




さとみくん「誤解だよ〜…俺なんにもしてないし…」




眩しいからか、布団からニョキッと腕を出し目を擦るさとみくん




…？待って？




『さとみくん…貴方………………』




さとみくん「…？」




『裸…？』




腕、肩、首筋が完全に服着てない人の露出なんですけど!?




さとみくん「男だし…寝る時くらい普通でしょ？」




『はぁぁぁ!?』




何言ってんの!?此処私の部屋だし！私のベッドだし!!




『ボス！○ろして下さい!!こんな変○露○狂SEVENにはいりません!!!』




ボス「ちょ…A落ち着…」




「なぁに？どうしたの？」




…！ぞろぞろと聞こえてきた声の方を向く




ボスの後ろから莉犬達が入ってきた




ジェル「どうしたん朝から…ってさとみくん!?何で!?……裸で…Aは怯えてて…まさかさとみお前!!??」




さとみくん「違うから本当に!!」




『きゃぁぁぁ!!!急にベッドから出ないでよ!!!』




流石に下は着てたけど、刺激がありすぎる…！




いや、"刺激は大事"って思ってたけどこういうんじゃ無い!!!!




莉犬「あぁ…おいでA…(ギュ)大丈夫だよ…」




莉犬が顔を抑えてしゃがむ私の側に来てくれた




そして優しく抱きしめながら「あんな変○がSEVENにいたなんてね…」と背中をポンポンしてくれる




さとみくん「ねぇ、本当に誤解だからっ!!」




ボス「さとみくんおいで、お話しよう」




そう言い残して部屋を出たボス、さとみくんは静かにボスについていった




ころん「終わったな」




るぅと「さとみくん…良い人でした…」




ジェル「当然の報いやな…」




私達は暫く莉犬の部屋に居ることにした




ーーーーー
大部屋ではボスとさとみくんが話してるはずだけど…




『遅くない…？』




もう着替えも終わったよ？




るぅと「銃声聞こえないですね…」




『いや…あぁは言ったけど、本当に○んで欲しくはないからね…!?』




どんなに変○でも仲間だし大切だから




ガチャ…




全員「あっ…」




そんな事を考えていると、部屋の扉が開いた

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