7話 ページ8
Crazy:Bが、ESの問題児?
ESに問題児なんていたっけ?
「なぜ彼らが問題児かというのはですね、実力は一流なのですが、性格や行動に難がありまして、私には手がおえないんですよ」
『あぁ…なるほど…』
「そのため、Aさんにプロデュースを頼んだのですよ」
『ん?私だったら、問題児をまとめられると…?』
「はい」
(いや、まじか、そんなに信頼されてんのか、私)
でも話をオッケーしてしまったため、断ることもできず項垂れていた
「それと、睨下に要件を言ってしまうと、あなたには要件を伝えてくれないかと思いましてね」
『あ…あはは…』
(私にお兄ちゃんいたら、お兄ちゃんよりお兄ちゃんしてそうだな、あの人…)
(てか、思ったより、事情が軽かった)
私は気になった中身の資料を見ていた
『ん?そんなに"The問題児!"みたいな人いないじゃないですか』
写真を見た感じはそんなに問題児っていう人は見当たらなかった
(あ、でもしいて言えば、この、天城燐音?って人はやばそう…)←
(何、趣味ギャンブルって、アイドルがそんなことしてていいのか?)
「あぁ、言うのを忘れていましたが、今からCrazy:Bの方々と顔合わせをするのですが、お時間大丈夫ですか?」
『…………え?…』
『えええええ!!!???』
『い、今から、顔合わせって、ちょっと心の準備が!!』
「なんですか、心の準備って」
実は結構喋ってきたが、私はちょっとした人見知りである
まぁ、人見知りなのに何故プロデュースを引き受けたのか
それは自分がバカだからだ…
てか、もし私が断ったらどうするつもりだったのか
「もしあなたが断れば、引き受けてくれるまで、帰らせないつもりでしたからね」
私の心の声を読んだんじゃないかと思うくらい、タイミングのいい返し方だった
『結局はプロデュース強制的にさせようとしてたんじゃないですか!!!!』
(てか、その言い方間違えたらスキャンダルおきますよ!)
「でも、プロデュースを引き受けたところで、顔を合わせるのは確定ですからね」
『まぁ、そうなんですけど…!』
そう茨さんと口論していると、
ガチャ
「失礼するで」
そう言いながら扉を開ける音が聞こえた
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…!私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが???? (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唏浪 | 作成日時:2022年11月20日 19時