6話 ページ7
ガチャ
『失礼しまーす』
私は茨さんに連れられて、18階のコズプロの事務所まで来て、打ち合わせ室に入った
(うわ〜すっごく広い…！)
私はコズプロに来るのが初めてだったため、つい見入ってしまう
「そちらに座ってもらってもいいですか？」
『あぁ！すみません…』
ずっと立って見ていたので、茨さんに少し注意されてしまった
私は茨さんの目の前になるようにして、椅子に座った
机の上には何やら少し薄めの資料が置いてあった
(何か表紙に文字が…)
(何だこの名前…えーと)
『Crazy:B？』
Crazy:Bと書かれた資料がホッチキスに留められていた
「ああ、気付きましたか？」
『まぁ、ここに置いてあったら誰でも気づきますよ』
(逆に気づかない人なんているの？)
「実はあなたをここに呼んだのは、新しくAさんにプロデュースしてほしいアイドルがいるのですよ」
『新しくアイドルをプロデュース、ですか？』
「はい、そのCrazy:Bという方たちをプロデュースしてほしいんですよ」
(新しくプロデュースを私に…？)
『でも、それならあんずちゃんとかに任せればいいんじゃ…』
「あんずさんはいつも忙しくしておられるので、仕事も増えるとなると、大変でしょう？」
『まぁ、そうですけど』
「どうですか？引き受けてくださいますか？」
茨さんは私をまっすぐな瞳で見つめてくる
(私はプロデュースとしてはまだまだかもしれないけど、プロデュースできるのは、私しかいないんだよね…)
『……わかりました！自分なりにも、がんばってみます！』
少し悩むには悩んだが、茨さんがくれたお仕事なんだからだと、私はお話を了承した
「そうですか！それはありがたいですね！」
『精一杯がんばります！』
『あ、そういえば聞きたかったことで、さっき言っていた
名前を言えなかった事情とは？
「ああ、実はですね、このCrazy:Bというのは、ESの問題児と言われている人たちでしてね…」
『ESの…問題児…？』
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小説初めてで最初は見てくれるかわからなかったんですが、
見てくれてヒットもしていて、嬉しいです！
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…！私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが？？？？ (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年11月20日 19時
