39話 ページ40
『あの、なんか飲みます？』
私は燐音さんを家に上げた
「ん〜ビールとか？w」
(この人ふざけてんのか？)←
『そんなもの家にはありません』
きっぱりと断った
「だよな〜wん〜普通になんでもいいぜ〜」
なんでもいいが1番困るんだけどなぁ…と思いつつも、私は燐音さんに紅茶を淹れた
『それで、何しに来たんですか』
燐音さんに私の家に来た意味を聞いてみる
「ん〜暇だったから来た」
暇だったから来たとかふざけてるな…と思いいつも、『そうなんですね〜…』と答えた
『てか、どこで私の家の場所聞いたんですか』
1番気になっていたことを聞いてみる
「あーえっとねー…たまたま知っててさー…」
明らかに棒読みの燐音さん
『ホントのこと言ってください』
少し圧をかけて言うと
「……昨日こはくちゃんとAちゃんが一緒にいるの見たから…」
燐音さんは目を逸しつつも答えた
『昨日見てたんですか？』
「見たって言っても帰りだけね〜それで2人の後をついて行ったら、Aちゃんの家だったって訳」
それただの不審者なんじゃ…と思った言葉を飲み込んだ
『はぁ〜…良いですよ。この件は許しますけど、次はやめてくださいね？』
「はい…」
あからさまにしゅんとする燐音さん
『あの』
「ん？」
『ところで、ケーキは…』
私が燐音さんをあげた理由はケーキがあったからだ
そのケーキが一向に出てこない
不思議に思い、聞いてみる
「あ〜ケーキね、あれはAちゃんの家入るための口実♪」
『………は？』
燐音さんの言葉に呆気を取られる
次第にその言葉を理解していった私は
『はぁ!?まっじでふざけないでください!!なんのためにあなたを上げたと思ってるんですか!?ふざけるのも大概にしてください……!!!』
そんな言葉が私の口から一気に出た
「え、あ、ごめん」
『もう許しませんよ、今から買いに行ってください。今すぐ買いに行ってください』
「すいませんでした」
これで燐音さんに激怒するのは2回目だった
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…！私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが？？？？ (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年11月20日 19時
