94話 初任務は合同任務 ページ10
「えっ、Aはもう行くのか？｣
「時透 無一郎との合同任務だ...心してかかれ｣
何処からともなく飛んできて私の腕に止まった七玩丸の言葉に、炭治郎が驚きの声をあげる
先ほど刀が届いたばかりだというのに、もう任務が来たのか
『わかった、連絡ありがとう
少し待っててね』
七玩丸を近くの木に止まらせてから、足早に自分の部屋に向かった
新品の隊服に身を包み、その上に義勇さんにもらった羽織を羽織る
自分で買った桜の耳飾りをつけ、最後に最終選別にもつけていったお面を少しずらしてつけた
...念のため、拳銃もホルダーに入れて持っていくか
そう思い、刀と拳銃を腰にさげた
『鱗滝さん、私は任務が来たのでこれから向かうことにします』
「そうか、気をつけて行ってこい｣
そっけない返事を聞いてから、次は炭治郎のところに向かう
『炭治郎、行ってくるね』
「あぁ...Aが無事に任務を終えられることを願ってる｣
心配そうに、それでももう迷うことなく答えてくれた炭治郎
もうすぐ炭治郎の刀も届くはずなので、どちらにしろ明日か明後日には任務が来るだろう
精一杯の気持ちを込めて、炭治郎の頬を撫でる
『行ってきます、二人とも
さあ七玩丸行こうか』
「北北東の村にある館だ...そこに入った者は、皆消える｣
七玩丸の道案内を頼りに北北東の町を目指す
後ろでは私が見えなくなるまで炭治郎と鱗滝さんが見送ってくれていた
「まずは時透無一郎と合流すべし...藤の花の家紋に向かうべきだ｣
『そっか、時透君ね...どんな人かなぁ、いい人だといいけど』
何時間か走って着いたその町は、賑やかでどこか暗い雰囲気を漂わせていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
〜鬼狩りと忍者と侍達とプロハンター達と〜【 鬼滅の刃】×【銀魂】×【忍たま乱太郎...
【H×H】研究所長の一人娘はただの家出少女。
あなただけに囚われて HUNTER×HUNTER
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セブンス・エイカン(プロフ) - 勿忘草さん» ぬあっ本当ですねバカなことやってる.....すみません.....ただ、実はこれ今の私のアカウントではなく、前のアカウントで書いてたんです。なので、パスワードで開けなくて......本当に申し訳ない、直すことができないんです！すみません、ご指摘ありがとうございました。 (2020年7月26日 21時) (
レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 87話で鋼に「念を帯びている」とありますが、オーラではないのですか？ (2020年7月26日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 時雨羅さん» 童磨！こう書くんですね......衝動的に書きすぎて名前の漢字すら調べてないとか言うね......一つでも！教えてくれてありがとうございます！とても嬉しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
時雨羅 - お話とっても面白いです。あと童磨はこう書きます。一つしかわからなくて申し訳ございませんがとりあえず載せます。これからも頑張ってください！ (2020年5月9日 13時) (レス) id: 3904cc9db9 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな､､、神だなんて､､、あります((申し訳ございませんでしたァ！！ (2019年12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セブンス・エイカン | 作成日時：2019年11月11日 13時
