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116話 那田蜘蛛山 ページ37

『ごめん、先に那田蜘蛛山に行ってて?』

「安心してくれ、待つよ...手伝った方が良いか?」

『いや、遅くなるといけないからやっぱり先に行ってて』



チラチラとこちらを振り返りながら先に任務に向かった三人組

何故私が共に行かない、いや、行けないかと言うと


拳銃が、手入れを怠ったので少し反応が鈍くなっていたのだ

自業自得なのだが拳銃は持っていきたいし、それには少し時間がかかる


炭治郎たちが出て十数分後、やっとのことで私はお屋敷をあとにした



『なんだか嫌な予感がするな...七玩丸、道はこっちであってる?』

「嗚呼、もうすぐ着くぞ」



今回の任務は那田蜘蛛山、先に向かった隊士の助太刀だ

走っている私の前に見えてきたのは、まがまがしい雰囲気を漂わせた山


これが、那田蜘蛛山?なんだか、強い鬼の気配がする


山の入り口には炭治郎たちが立っていて、丁度山に入ろうとしているところだった

あれ、でもなんだか弱々しい気配がこちらに近づいてきている



『炭治郎、伊之助!善い、つ...ま、待って!退いて!!』

「えっ?あ、Aッ!!...?!」



山の奥から姿を表したのは、血だらけの震えた隊士

距離が離れていたため何と言ったのかはわからなかったが、その隊士は明らかに恐怖の目をしている

助けないと、あのままでは出血多量で死んでしまう


そう思い急いで近づくと、その前に隊士の体は不自然に浮き上がった

その隊士はそのまま山奥に消えていき、伸ばされた手は空を切る...が


勢いよく地面を蹴った私の手は、彼の足を掴んだ



『ッ...ごめん三人とも!すぐ戻る!』

「え、な、誰?女の子!?あ、危ない、から!!」

『動かないで!振り落とされます!!』



しがみついた姿勢で炭治郎たちに目をやれば、不安そうにこちらに何かを叫んでいる

何を言っているのかは聞こえなかった


隊士の体を目を凝らしてみると、キラリと光る細い何か

どうやら、私たちは糸に引っ張られているらしい

いつまでも糸に引っ張られるのも癪なので刀を抜いて糸をブツンと切った


あ、やっば



「えっちょっ、落ちるぞ!いやありがとうだけども!!」

『そうですね、失敗しちゃいました』

「なんで君はそんなに落ち着いてるんだよ何者だよ!?」



どうやらかなり焦っているらしいが、このくらいの高さなら落ちても死なないのに

どうもしない私を見て、彼は私を引き寄せ刀を空中で構えた


"水の呼吸 弐の型 水車"

117話 先輩→←番外編 とある鷹が運んだ手紙の数々



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セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな、、、神だなんて、、、あります((申し訳ございませんでしたァ!! (12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
マリア - セブンス・エイカンさん» なにそれ…むりすき…貴方が神か… (12月15日 23時) (レス) id: 3b19aca4c0 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» なんと、、、ものすごい偶然!あの、、、ちょっとネタバレになるんですが、、、堀さんこれからかなり絡みます。萌シーンいれようと思ってます。貴方に満足して頂けますように(。-人-。) (12月14日 20時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
マリア - まって、堀さんって私の好きな人の苗字じゃん…出てきた瞬間心臓がギュンッてした… (12月14日 20時) (レス) id: 3b19aca4c0 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - トノトノさん» そんな...至福の喜びですッ!ありがとうございます!! (11月16日 22時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年11月11日 13時

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