89話 帰り道+α ページ4
『炭治郎遅かったね、じゃあ早く帰ろう？』
「あ、あぁ...ただ、その、言いにくいんだが...｣
今すぐにでも帰ろうと炭治郎の手を握れば、歯切れ悪く何かを言われた
なんだろうか、まだ用事でもあるのか？
不思議に思い首をかしげる
『どうかした？炭治郎』
「いや、俺はまだ弱いから、怪我をしてしまって...だから、お、俺を！おんぶしてくれないか？｣
頬を真っ赤にして話す炭治郎に、ついつい笑みがこぼれる
なんだ、そんなことか
『いいよ、ほら乗って？』
「あぁ、悪いな...｣
うなだれてのそのそと私の背中に乗る
予想していたよりは重かったが、まだまだ許容範囲だ
『炭治郎、私たちって案外すごいのかもね』
「俺は違うけど、Aはすごいぞ！｣
『はいはい、ありがとね』
これからどんどん強く、大きくなっていくはずの彼の体は
今は小さく、弱々しく感じた
・・・・・・・・・・
(nosaid)
「そうか...六人も生き残ったのかい、優秀だね
また私の剣士が増えた...どんな剣士になるのかな｣
広い縁側を前にして、鴉を腕に止まらせた男が一人
男の目は閉じられており、額は何かの病気だろうか
青い痣のようなものができている
「そのうちの一人の髪が、赤と黒なんだね...？
なら、その子が次の＿＿＿になってくれるのかもしれないね｣
鴉の伝言を耳にして柔らかく微笑む男
赤と黒の髪に、何かあるのだろうか？
それは、今のAや炭治郎には知るよしもないのだった
ーーーーーーーｷﾘﾄﾘ線ーーーーーーー
忘れられている方のために書きます
Aの髪色は黒に、先になるにつれて赤くなるグラデーションです
察しが良い方は...というか、大体の方がわかったと思いますが
そのうちの一人というのはAのことですね
それから、隊服はその場で支給されています
書いてはいませんがもう出来上がってます
何かお話に関して疑問に思ったことがあればジャンジャン聞いてくださいね！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セブンス・エイカン(プロフ) - 勿忘草さん» ぬあっ本当ですねバカなことやってる.....すみません.....ただ、実はこれ今の私のアカウントではなく、前のアカウントで書いてたんです。なので、パスワードで開けなくて......本当に申し訳ない、直すことができないんです！すみません、ご指摘ありがとうございました。 (2020年7月26日 21時) (
レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 87話で鋼に「念を帯びている」とありますが、オーラではないのですか？ (2020年7月26日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 時雨羅さん» 童磨！こう書くんですね......衝動的に書きすぎて名前の漢字すら調べてないとか言うね......一つでも！教えてくれてありがとうございます！とても嬉しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
時雨羅 - お話とっても面白いです。あと童磨はこう書きます。一つしかわからなくて申し訳ございませんがとりあえず載せます。これからも頑張ってください！ (2020年5月9日 13時) (レス) id: 3904cc9db9 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな､､、神だなんて､､、あります((申し訳ございませんでしたァ！！ (2019年12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セブンス・エイカン | 作成日時：2019年11月11日 13時
