108話 恐怖の石頭 ページ26
「君の顔に文句はない!!こぢんまりしていて色白でいいんじゃないかと思う!!」
「殺すぞテメエ!!かかってこい!!」
「駄目だもうかかっていかない!!」
おでこを赤くした伊之助君と、ケロリとした炭治郎が言い争いをする
あーあー、きれいな顔なのに勿体ない
顔に傷があったらモテるものもモテなくなるぞ
そう思いながら清君たち兄弟と善逸と共に成りゆきを見守る
すると、伊之助君は突然停止し、白目を剥いて倒れてしまった
「うわっ倒れた!!死んだ?ねえ死んだの?」
『頭突きでは死なないよ』
「でもさっきの頭突きしちゃいけない音がしたよ!?」
『ただの脳震盪だよ...多分』
「俺が力一杯頭突きしたから...」
そんな会話を聞いて顔を青くする善逸と清君たち
いや、確かに普通ではないと思うが...なんとなく慣れてきてしまったからなぁ
倒れた伊之助君に近づいて、一応脈を測る
うん、大丈夫生きてる
『んー...善逸、炭治郎、羽織を貸してくれる?伊之助君を寝かせてあげなきゃ』
「えっさっきは聞き流してたけど伊之助君てなに??知り合いなの??もしかしてAちゃん浮気!?浮気なの!?」
『違う違う、最終選別で偶然出会っただけだよ』
「A、その話を詳しく聞かせてくれ!善逸みたいに何かされたわけじゃないだろうな!?」
『なんで二人ともそこに食いつくかなぁ...?』
まず善逸、浮気ってなんだ?私と善逸は付き合ってないからね?そこはちゃんと理解してくれ
そして炭治郎、私はそこまで弱くない
確かに最初は切りかかられたが、そのあとは仲良く(?)歩いていただけだ
炭治郎は心配性過ぎるし、善逸は一周回って女の子になってるぞ
半ば呆れながら貸してもらった羽織に伊之助君を寝かせてやる
「ああそうだ、死んだ人たちの墓を作るのを手伝ってくれないか?
できれば清君たちもやってくれると助かるんだが...」
「あ、はい!わかりました!」
『じゃあ清君たちはここで穴を掘ってくれるかな?私と...そうだな、炭治郎は一緒に館に来て』
善逸には伊之助君を見ておくことと子供たちを手伝うことを頼んで、炭治郎と中に入る
館のなかは、薄暗く
うっすらと血の臭いが充満していた
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セブンス・エイカン(プロフ) - 勿忘草さん» ぬあっ本当ですねバカなことやってる.....すみません.....ただ、実はこれ今の私のアカウントではなく、前のアカウントで書いてたんです。なので、パスワードで開けなくて......本当に申し訳ない、直すことができないんです!すみません、ご指摘ありがとうございました。 (2020年7月26日 21時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 87話で鋼に「念を帯びている」とありますが、オーラではないのですか? (2020年7月26日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 時雨羅さん» 童磨!こう書くんですね......衝動的に書きすぎて名前の漢字すら調べてないとか言うね......一つでも!教えてくれてありがとうございます!とても嬉しいです! (2020年5月9日 20時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
時雨羅 - お話とっても面白いです。あと童磨はこう書きます。一つしかわからなくて申し訳ございませんがとりあえず載せます。これからも頑張ってください! (2020年5月9日 13時) (レス) id: 3904cc9db9 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな、、、神だなんて、、、あります((申し訳ございませんでしたァ!! (2019年12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年11月11日 13時