104話 お久しぶり ページ21
『へぇ、また館なの？物騒な館が増えてるのかなぁ』
「館というよりは...鬼が増えているんだろう｣
他愛ない話をしながらも全速力で目的地へ向かう
今回は炭治郎たち三人と合同任務だし、久しぶりに会えるから楽しみだ
館に近づくと、こちらもなかなか強そうな鬼の気配がした
そのとき、木陰から誰かが走ってくるのが見えた
「あっ、あの！！助けてくださいｯ！いの、ししが！箱を！｣
『うん？猪が、どうしたの？大丈夫だから、落ち着いてね』
走って飛び付いてきた男の子は、ひどく動揺していて顔が青い
う〜ん、どうしたら落ち着いてくれるのだろうか
『あ、見て見て！本物の鷹だよ、かわいいでしょ？』
「え...えっとはい、かわいい？と、思います｣
微妙な顔でかわいいと返してくれた男の子
完全にウケなかった上に気を使わせてしまって申し訳ない
まあ、とりあえず落ち着いたようなので再度話を聞いてみる
『それで何があったのかな？あ、それよりお名前は？』
「しょ、正一です...それで！あっちで猪が！善逸さんをいじめてて...俺、何もできなくて｣
男の子の話を聞くかぎり、箱を守ろうとしている善逸と？その箱を手に入れたい猪？が、喧嘩らしきものになっているらしい
猪...野生？いや、でも待てよ...この館では善逸と伊之助君が任務で来ている
嫌な予感がしてきた
『教えてくれてありがとう、あとは私に任せてね』
正一君の頭を優しく撫でてから館の入り口の方に向かう
そこには予想通り＿＿＿＿＿＿＿傷だらけの善逸と、善逸を殴る、蹴るをしている伊之助君がいた
うわぁ、悲しいほどに予想通りだぞこの展開
「オラ！！退くか戦うかどっちかしろやゴラァ！！｣
「ヒィッ、だから言ってるだろ！隊員同士の戦いはご法度なんだよ！｣
『うんうん、正解だね善逸
伊之助君はとりあえず止まろうか？殴るのはよくないからね』
素早く伊之助君の背後に回り両腕を拘束する
うわ力強っ...これ私の手がだいぶ疲れるぞ
ガッチリと伊之助君を押さえ込んでから、呆然としている善逸に目をやった
『善逸、大丈夫？怪我はしてるよね、骨は？無事？』
「っ、あ！Aちゃぁぁぁぁん！！！ありがとねぇーーーーー！？！俺もう痛いの！！死んじゃう！！！助けてよその猪どうにかしてくれよぉーーーーー！！｣
『うん、落ち着いて』
「おい！！放せ！！｣
どうにか押さえていた伊之助君が暴れだし、私のての中から抜け出した
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セブンス・エイカン(プロフ) - 勿忘草さん» ぬあっ本当ですねバカなことやってる.....すみません.....ただ、実はこれ今の私のアカウントではなく、前のアカウントで書いてたんです。なので、パスワードで開けなくて......本当に申し訳ない、直すことができないんです！すみません、ご指摘ありがとうございました。 (2020年7月26日 21時) (
レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 87話で鋼に「念を帯びている」とありますが、オーラではないのですか？ (2020年7月26日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 時雨羅さん» 童磨！こう書くんですね......衝動的に書きすぎて名前の漢字すら調べてないとか言うね......一つでも！教えてくれてありがとうございます！とても嬉しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
時雨羅 - お話とっても面白いです。あと童磨はこう書きます。一つしかわからなくて申し訳ございませんがとりあえず載せます。これからも頑張ってください！ (2020年5月9日 13時) (レス) id: 3904cc9db9 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな､､、神だなんて､､、あります((申し訳ございませんでしたァ！！ (2019年12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セブンス・エイカン | 作成日時：2019年11月11日 13時
