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99話 合同任務(無一郎side ) ページ15

普通の隊員との合同任務と聞いて、僕は藤の花の家紋に向かう

相手はなかなか来なくて、もしかしたら僕が柱だって知らないのかもしれないと思った


約一時間後に到着したその隊士は、やはり僕のことをただの年下の隊士だと思ったらしい

それでも何故か下からの姿勢を崩さなかった



「やめてよ、変な呼び方しないでくれる?無一郎で良いし、敬語もやめてほしいんだけど」



そう言わなければ逸までも僕のことを「時透さん」と呼んでたかもしれない

変な女

それでも、僕はそれぐらいにしかそいつのことを認識していなかった


聞くと、その隊士は癸らしく、これが初任務なのだとか

そして、癸であることをバカにするように言っても、相手は決して怒らなかった



「君さぁ...変だね。年下に偉そうな口聞かれて怒らないんだ」

『え?だって、年下も年上も関係ないでしょう?強いか弱いか、そこが問題なんだから』



この言葉に、上手く返すことができなくて

僕は無言で立ち上がった


任務先の館には走っていこうと思ってたから、どうせこの隊士はついてこられないだろう

でも、そんな考えは一瞬にして打ち砕かれた


その隊士は、速かった

僕の速さに、余裕でついてきた



『無一郎君...かなり強い鬼の気配がする

  大丈夫かな?何人くらい人を食べたんだろうね』



少し眉を下げて聞く隊士に、僕は何も答えなかった




「........行くよ」



そう声をかけて館の中に入ると、不気味な雰囲気を漂わせた内装

こびりついている血の色からして、かなり昔から住み着いているに違いない


奥へ進んで、おそらく鬼がいるであろう部屋の前



「君は後ろから来て、僕が先に行く」

『わかった、気をつけて』



念入りに調べてから扉の取っ手に手をかける

がチャリと音がして開いたその先には、一匹の鬼



「おぉ...我が家によくぞ御越しくださいました

  ところで貴方達は..食べても、良いですかね?.」



"霞の呼吸 漆の型 朧"

"水の呼吸 陸の型 ねじれ渦"


二人で同時に飛びかかるも、するりと抜けられてしまった

クソ、速いなこの鬼



「おおっと、危ない危ない...いやはや、二人ともなかなかお強いですねぇ」

「無駄な話はしないでくれる?上手に首が切れないでしょ」



気味の悪い顔で笑う鬼に、再度刀を向けて地面を蹴った

100話 隊士(無一郎side )→←98話 作戦



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セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな、、、神だなんて、、、あります((申し訳ございませんでしたァ!! (12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
マリア - セブンス・エイカンさん» なにそれ…むりすき…貴方が神か… (12月15日 23時) (レス) id: 3b19aca4c0 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» なんと、、、ものすごい偶然!あの、、、ちょっとネタバレになるんですが、、、堀さんこれからかなり絡みます。萌シーンいれようと思ってます。貴方に満足して頂けますように(。-人-。) (12月14日 20時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
マリア - まって、堀さんって私の好きな人の苗字じゃん…出てきた瞬間心臓がギュンッてした… (12月14日 20時) (レス) id: 3b19aca4c0 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - トノトノさん» そんな...至福の喜びですッ!ありがとうございます!! (11月16日 22時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年11月11日 13時

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