85話 鎹鴉 ページ49
「まずは隊服を支給させていただきます
体の寸法を測りそのあとは階級を刻ませていただきます」
「階級は十段階ございます、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
今現在皆様は一番下の癸でございます」
とりあえず場が静かになると、白髪の子から話を始めた
玄弥君は始終刀を気にしているようだが、彼の場合は銃があるから要らないのでは...?
疑問に思っても、声には出さず
黙って二人の説明を聞く
「さらに今からは鎹鴉をつけさせていただきます」
そう言って手をパンパンと叩けば、山から複数の鴉が飛んでくる
その中で私の肩に止まったのは________一羽の、大きな鷹だった
『よろしくね、私の鎹鎹さん』
「我が命が尽きるまで...主に尽くすことを誓おう」
流暢にしゃべった鎹鴉に驚いて目を開くと「鬼殺隊の鎹鴉は...人語を操るものも多い」と言われる
たしかに、義勇さんの任務は鴉が伝えていた(気がする)
しかし、この子だと鎹鴉ではなく鎹鷹では?これで良いのか?
というかこの子の忠誠心がすごいのだがこれが普通なのか?
そう思い周りを見渡すと、玄弥君、炭治郎、女の子は鴉で
善逸君は雀だった
雀...って、大丈夫なのだろうか
鬼に遭遇したら真っ先に捕まりそうたぞ
「え?鴉?これ、雀じゃね?」
うん、その通り
そして私は鷹だ...なんで?
「鎹鴉と言えど...鴉でなければならん決まりはない」
『まあ、そうだね...私はAだよ、貴方は?』
「七玩丸(しちがんまる)だ...」
七玩丸、と頭で復唱して覚える
名前があるのか半信半疑だったが普通に合ったらしい
しかし、その時
辺りに、バシッという乾いた音が鳴り響いた
【大正こそこそ話】
Aの鎹鴉、七玩丸は、普通の鴉の倍ぐらいの大きさがあるらしいぞ!
忠誠心が強く、Aに一生使える覚悟をしているぞ!
しゃべり方が鱗滝さんに似ているとAは思ったらしいが...?
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セブンス・エイカン(プロフ) - 霧雨魔梨乃さん» 天才だなんてそんなこと...ありまs((失礼しました(土下座)、ありがとうございまぁぁぁぁぁぁす!!! (2019年10月31日 22時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
霧雨魔梨乃 - マジでやばい!天才だわぁ。物語作ってけれてありがとう(TOT) (2019年10月31日 21時) (レス) id: 0e4689ecab (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - booksさん» 真菰ちゃん可愛いよねぇーーーー!死んでほしくなかったぁぁぁぁ...手鬼許すまじ(怒) (2019年10月31日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
books - 真菰ちゃん…ま″こ″も″ぢゃぁぁん!尊いよぉぉぉーー! (2019年10月30日 23時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - ムーンさん» オッケーです!思いの外生存ルート人気ですね!私も映画は見に行く予定ですが映画館が大洪水になることでしょう... (2019年10月28日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年10月4日 20時