Orange ball【青峰大輝】 (ページ14)

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１３話ページ14

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勢いで来ちゃったけど

どうしよう

どこに行こう

　

　

人気が少ないところってどこ

　

　

タッタッタッ

　

　

　

　

『屋上なんて空いてないか…』

　

やっぱここかなって思ったけどダメか

　

『あ～…最悪』

　

大輝、すごく驚いてたよな…

ああ、もう絶対嫌われたよ～

　

　

　

　

　

　

　

　

「あの、何かあったんですか？」

　

　

『うわっ！！！！』

　

　

いきなり声が聞こえて思わず叫んでしまった

　

『……なんだ、黒子くんかぁ』

　

影薄すぎてびっくり

黒子「Aさん何かあったんですか？」

　

『あ。んと、ちょっとね』

ぽりぽりっと頬をかきながらそっぽむく

さすがにこんなこと黒子くんに相談できないしなぁ

自分の醜さ晒したらもっと自分を嫌いになりそう

黒子「Aさんお昼食べましたか？」

『あ、まだ』

黒子「じゃあ一緒に食べましょう」

　

　

ささっと包みからお弁当を出す黒子くん

あ、弁当教室だわ

　

　

『ちょ、教室にとりに…』

　

　

いけないな

大輝がいるもん

てか午後の授業気まずすぎっしょ

　

　

　

　

『購買行ってきていい？』

黒子「わかりました」

　

　

あ、財布教室じゃん

え、いろいろ詰んでる