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手離したくない ページ10
{ルージュside}
ダダン「全く！
海に飛び込むなんて何考えてんだい!?」
マグラ「まぁ、まぁ、お頭
気を失ってるだけみてぇだから問題ねぇ」
「しかし、お頭ったらルージュさんが『心奏が海に！』って呼びに来たらすっ飛んでいきやしたよね〜」
ダダン「馬鹿言ってんじゃないよ!!
死なれたら夢見が悪いからだ!!」
ルージュ「···心奏···」
私···
アナタが海に飛び込む瞬間を見てしまったの
なんでそんなことをしたのか分からないけど···
あの時···
アナタの飛び込む姿がまるで天使のようだったの
白い服がまるで翼のように見えて
羽根を奪われてもまだ飛べると思って飛んで海に落ちていく姿が私は怖かったの···
二度と会えないんじゃないかって···
どこにも行かないで欲しいの···
アナタは···私達の大事な人だから···
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箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年2月18日 14時) (
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