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「 … よっしゃぁぁぁ！！ 」
私の喜びよりも先に、グリフィンドールから歓声が上がる。
その中でもあの４人の歓声は一際大きくて、今も皆でハイタッチまでして喜んでいる。
そんな彼等を見ていたらさっきまで不安を指していたメーターも、安心の数値を指していた。
「 良かったのお、実に良かった。
組み分け帽子は素質や家柄だけでなく、本人の意志を尊重して組み分けを行うものじゃ。
つまり、君は彼等との未来を選んだんじゃよ。
さあ、グリフィンドールの彼等の元へ 」
『 はい！ダンブルドア先生、マクゴナガル先生、ありがとうございます 』
ダンブルドア先生の言葉に背中を押され、浮き立つ心を抑えるようにグリフィンドールのテーブルへ向かう。
一番最後ということもあって手前の新入生の方に座ろうとしていると、
ポッターが満面の笑みでこちらへやって来て、私の手を引いたままブラックやルーピン、ペティグリューが居る場所へと連れてきた。
「 ヤガミ、君は編入生だったんだね！驚いたけど、グリフィンドールに入ってくれて嬉しいよ！
君は絶対グリフィンドールに来ると見越して、席は空けておいたんだ。さあ座ってくれたまえよ！ 」
『 ポッター、わざわざありがとう。
私も貴方達と同じ組になれてよかったわ！これからも宜しくね 』
「 もちろんだとも！そうだろ？皆！ 」
「 ああ、もちろんだ 」
「 まさかコンパートメントで話してた事が実現するとはね。
これからも仲良くできるなんて夢のようだよ 」
「 ぼ、僕もそう思う … ！ 」
「 よし！パーティーはまだ始まったばかりだぞ！存分に楽しもうじゃないか！ 」
ポッターの声を皮切りに、大広間が盛り上がっていく。
「 私はリリー・エバンズよ！
貴方って凄いのね！ポッター達から噂は聞いていたけれど … 。
それより、貴方のことAって呼んでもいいかしら？私貴方と友達になりたいの！ 」
こうして百合のように可憐なリリーとも仲良くなって …
楽しさの余韻に浸ったまま歓迎式は終わり、リリーに女子寮へと案内されて今日一日を終えた。
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箱 - すてきな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月31日 20時) (
レス) @page27 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - そうだったんですね！何も知らずに言ってしまっていました、すみません！これからも頑張って下さい！ (2023年3月20日 14時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃかま 。(プロフ) - イジーさん» 実はジェームズがシーカーであるかチェイサーであるかは作者様のインタビューと映画で異なっているんです…なのでこの小説はインタビューに沿ってチェイサーという設定にしています！ (2023年3月10日 1時) (レス) id: c589118b68 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - とても面白かったです！ですが、ジェームスってシーカーではありませんか？間違っていたらすみません。これからも頑張ってください！ (2023年2月18日 18時) (レス) @page14 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ぱあたん(プロフ) - とっても面白くて思わずニヤけちゃいました…！これからも頑張ってください〜！ (2020年5月9日 12時) (レス) id: 5f3f43ce15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃかま 。 | 作成日時：2019年12月17日 22時
