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『 … 私は、私の心が決めた所に行きます。
先生のお気持ちは嬉しいですが、すみません。
例え選んだその橋の向こうがどんなに険しくても、私をそれを乗り越えます。
いや … それを乗り越える力を仲間と培います 』
「 流石Mr.ヤガミの娘じゃ。
君ならそう言うてくれるじゃろうと思っておったが、わしの目に狂いはなかったようじゃな。
さて … それでは大広間へ行くとするか 」
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大広間に着いた頃には既に最後の子の組み分けも終わっていたようで、ダンブルドア先生と入ってきた私に沢山の視線が注ぐ。
その中にはポッターやリーマスなどの視線も混じっていて、ざわめく人の声の中に時折「 あれヤガミじゃないか？ 」なんて声も聞こえてきた。
「 … これより、編入生の紹介を行います。
Ms.ヤガミ、こちらへ来て自己紹介を 」
『 はい。
… 皆さん初めまして、A・ヤガミです。
ジャパンにある魔法処という魔法魔術学校から転校してきました。宜しくお願いします 』
「 Ms.ヤガミは３年生に編入となる。
なあに安心せえ。魔法処はホグワーツと違い７歳からの魔法教育じゃ、年齢も技術も君らと劣る所は一切無い。
それに彼女は魔法処でもトップの成績を常に保ち続けていた程の実力者じゃ。
… それでは、ミネルバ、彼女の組み分けを初めようかの 」
ダンブルドア先生の声を初めの合図に、マクゴナガル先生が私を大きな椅子へ案内する。
大広間の一番前に置かれた椅子からはさっきの視線が比にならない位の視線がひしひしと伝わってくる。
「 … Ms.ヤガミ、心の準備は大丈夫ですか 」
『 … はい 』
そう答えたのを確認して、マクゴナガル先生は私の頭に不思議な形をした大きなエナンのような帽子を被せた。
「 おお、なんと、久しぶりの日本人か！しかも魔法処からの転校生とみた。
… 君は勇気に溢れ、知性や優しさにも満ちておる。
しかしその反面、何かを掴むためなら手段は厭わないという狡猾さも兼ね備えておる。
だがそれよりも仲間を大事にする心、仲間の為になら身を呈してもいいという信念を強く持っておる。
… なにより君は、もうそう思える仲間を見つけたようだ。それならば答えはひとつ！ 」
「 グリフィンドォォォォォォル！！ 」
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箱 - すてきな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月31日 20時) (
レス) @page27 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - そうだったんですね！何も知らずに言ってしまっていました、すみません！これからも頑張って下さい！ (2023年3月20日 14時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃかま 。(プロフ) - イジーさん» 実はジェームズがシーカーであるかチェイサーであるかは作者様のインタビューと映画で異なっているんです…なのでこの小説はインタビューに沿ってチェイサーという設定にしています！ (2023年3月10日 1時) (レス) id: c589118b68 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - とても面白かったです！ですが、ジェームスってシーカーではありませんか？間違っていたらすみません。これからも頑張ってください！ (2023年2月18日 18時) (レス) @page14 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ぱあたん(プロフ) - とっても面白くて思わずニヤけちゃいました…！これからも頑張ってください〜！ (2020年5月9日 12時) (レス) id: 5f3f43ce15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃかま 。 | 作成日時：2019年12月17日 22時
