4話 ページ4
後日、ダンブルドアに呼び出されたAは部屋に入って早々、騎士団の本部について聞いた
｢シリウスも、そこにずっといることに？｣
｢…シリウスには申し訳ないが、彼の指名手配がなくなるまではいてもらうことになるのう｣
至って冷静なダンブルドアとは対照的にAは不満を隠すこともない
｢あそこはシリウスにとって最もいたくない場所
アズカバンからようやく自由になれた彼を、また閉じ込めるんですか｣
｢今の状況では、仕方ない
わしは彼を死なせたくはない、アズカバンに再び戻される訳にもいくまい｣
｢シリウスが、それを望まなくても…？｣
それはエゴだろう、とAが言いかけた時、校長室の扉が開く
｢随分と、熱烈だな｣
冷たい声でセブルスが言うと、Aの熱しかけていた気持ちが少しだけ落ち着いた
今のやり取りを少しは聞いていたのだろうセブルスのその皮肉に、Aはほんの少しだけ笑う
｢あなたも、人のことは言えないでしょう｣
シリウスのために、ダンブルドアに直談判したAを熱烈、と揶揄したセブルスの方こそ、よっぽど今でも熱烈だ
｢誰かのために生きることを、バカにできるような立場じゃないくせに｣
セブルスの表情が、これでもかというほど歪む
2人の間に孕む緊迫した空気を、ダンブルドアは穏やかに眺めていた
そして再び校長室の扉が開くと、マクゴナガルが入ってくる
｢これで全員揃ったのう｣
ダンブルドアの声で、Aとセブルスも視線を互いから逸らした
｢今日呼んだのは他でもない、来年からの我が校についての話じゃ｣
我が校、の話とはいえここには教師4人しかいない
言いたいことは、騎士団にも関わること、というわけだ
｢まだはっきりとは決まっておらんが、おそらく魔法省が干渉をしてくるはずじゃ｣
｢！｣
｢日刊予言者新聞がわしやハリーを嘘つきだと記している以上、これからしてくるであろうことは想像に容易い｣
ハリーを退学にさせるような動きや、ダンブルドアから校長の座を奪おうとする働きかけがあっても、おかしくない
今の魔法省に、絶対ありえないことなどなかった
｢そこで、騎士団にも属する3人には、予め話しておこうと思うたわけじゃ｣
3人が揃って静かに頷いた
｢基本的に、魔法省の言うことには形だけでも従っておくのが懸命
生徒たちの安全のためにものう｣
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マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。ありがとうございます。ターコイズさんのボードの方に返事送ったので通知来てると思います。ボード返事待ってます！ (1月23日 7時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - マニ。さん» こんにちは〜！作品読んでくださってありがとうございます！お誘いもとっても嬉しいです。ボードあまり慣れてないのですがぜひお話させてください！ (1月23日 4時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。こんにちは！いつも作品見ています。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - くろあんさん» 返信遅くなって申し訳ございません。読んでくださってありがとうございます！受験の励みになったこと大変光栄です。今も大変な時期でしょうか…！？遠くから応援しております！頑張ってください！コメントありがとうございました。 (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - tukina0123さん» 返信遅くなって申し訳ございません。親世代から長々と読んでくださってありがとうございます！更新頑張りま〜す！！ (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2021年11月20日 2時
