2話 ページ2
心当たりのある死喰い人たちはすぐに名前を挙げられ、数人の騎士団員たちがそれを追っていた
Aは以前の戦いで相当数の死喰い人の情報を有していたため、それらの確認や照らし合わせから始まっている
学校の業務の方もこなさなければならないため、その合間を縫ってコツコツと進めていた
｢あなたには謝らなければなりませんね｣
必要書類といくつかの伝言を届けに来たマクゴナガルが言うと、Aは首を傾げる
｢何を？｣
｢ブラックのことです｣
ああ、とAは納得がいった
不死鳥の騎士団の活動が始まり、この仲間内ではシリウスの無罪は証明された
｢謝るのなら、シリウスに｣
｢ですがあなたのことも、私は疑っていましたから｣
マクゴナガルらしいと言えばそうだ
Aはその謝罪を素直に受け入れることにした
｢ところで、ブラックのところへは行かないのですか？｣
｢え？｣
｢最近ずっと校内にいるでしょう
たまには羽を伸ばしても文句は言いませんよ
あなたならここからでも姿くらましができるでしょうし｣
Aとシリウスが今は恋人という関係ではないことを、マクゴナガルは知らないのだろう
会いたいという気持ちを尊重してもらえるのはありがたいが、そのような意味合いを持って勧められるのは困る
｢確か今は、リーマスのところにいるんですよね｣
｢そう聞いてますが｣
｢…リーマスにも会いたいし、少しは足を運ぼうかな｣
曖昧に言葉を濁して、Aはその日の夕方、リーマスの家に姿くらましをした
｢ごめんね、いきなり連絡して｣
｢いや、むしろ嬉しいくらいだ
1年ぶりかな｣
玄関に訪れたAをリーマスが笑顔で迎える
｢そうね、昨年は1年間会えなかったから｣
そう言いながら、Aが室内を見渡した
｢シリウスなら、今は料理中
君が来るって聞いて、張り切ってるみたいだ｣
Aの様子に気づいたリーマスが言うと、わかりやすい自分の態度に、Aは少し照れたように笑う
｢教えてくれてありがとう｣
｢やぁA｣
リーマスの背後から、シリウスが顔を覗かせた
Aが手を振って答える
｢元気？｣
｢見ての通り｣
シリウスが片手に持った皿をAに見せた
｢見ての通り、リーマスにこき使われてる｣
リーマスとAが同時に笑う
｢元気そうでよかった｣
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マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。ありがとうございます。ターコイズさんのボードの方に返事送ったので通知来てると思います。ボード返事待ってます！ (1月23日 7時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - マニ。さん» こんにちは〜！作品読んでくださってありがとうございます！お誘いもとっても嬉しいです。ボードあまり慣れてないのですがぜひお話させてください！ (1月23日 4時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。こんにちは！いつも作品見ています。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - くろあんさん» 返信遅くなって申し訳ございません。読んでくださってありがとうございます！受験の励みになったこと大変光栄です。今も大変な時期でしょうか…！？遠くから応援しております！頑張ってください！コメントありがとうございました。 (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - tukina0123さん» 返信遅くなって申し訳ございません。親世代から長々と読んでくださってありがとうございます！更新頑張りま〜す！！ (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2021年11月20日 2時
