コーヒー探偵 ページ39
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今日は紬さんとデートの日。
近くに出来た新しいカフェに行こうと、お誘いを受けた。
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『オシャレなカフェですねー…』
紬「観葉植物も沢山で綺麗だね」
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メニューを開き悩んだ挙句、コーヒーを頼む紬さんと、カフェラテを頼む私。
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紬「あれ、Aちゃんコーヒー苦手だっけ？」
『飲めないこともないんですけど…』
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小さい頃に両親が飲んでいたコーヒーを一口貰ったら、余りの苦さに驚愕してしまい、そこから飲めなくなってしまった。
だけど、寮では私が何回もコーヒーを飲んでるところを見ていた紬さんは、今頭の中がハテナだらけなのだろう。
首を傾げてこちらを見ている。
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『実は…』
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私のコーヒー不得意を知った臣くんが、私でも飲みやすいようにと、豆の量や種類、砂糖の量などに気を気を遣って、私好みにブレンドしてくれているのだ。
だから寮ではコーヒーを飲んでいるし、逆を言えば寮で、ましてや臣くんが作ってくれるコーヒーでないと飲めない。
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紬「なるほど…、臣くんは優しいね」
『はい。
まだまだ舌は子供なもので…』
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と私のコーヒー事情を話していると、コーヒーとカフェラテが運ばれてきた。
一口飲むと、甘ったるくなく、だけども甘さと香りがしっかり引き立ち、ふわふわな泡が口いっぱいに広がる。
このお店、お気に入りしちゃいそう。
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紬「Aちゃん、試しにこのコーヒー飲んでみる？」
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と、紬さんのコーヒーを勧められた。
コ、コーヒー嫌いっていうの話したばっかりなんだけど…。
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紬「あはは、ごめんごめん。
意地悪じゃなくて、これはAちゃん好きだと思う」
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��騙されたと思って飲んでみて？��
と勧められる。
そこまで言うなら…と、紬さんのコーヒーを一口頂く。
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『っ！』
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確かに苦味が少なく、後味もしつこく残らなくて、ほのかに甘みがあって美味しい。
臣くんのコーヒー以外で美味しいと思えたのは初めてだ。
��ね？美味しいでしょ？��
とニコニコしている紬さんは、私の話を聞いただけで私がどんなコーヒーが好みなのかを予測していたみたいだ。
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『…さすが、隅に置けませんね』
紬「ふふ、光栄です」
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紬さんには勝てないなぁ。
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リクありがとうございました！
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riara(プロフ) - さらさん» 大丈夫です！お話考えておきますね☺︎ (7月2日 11時) (
レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事遅くなってすいません！！お話それぞれが、良いです！！大丈夫ですか！？ (7月2日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - さらさん» 初めまして、コメントありがとうございます☺︎リクエスト承りました。それぞれのお話と2人同時のお話、どちらがよろしいですか？☺︎ (6月30日 22時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めちゃ大好きです！！凄く気に入ってます！！私もリクエストいいですか！？ガイさんとシトロン書いて欲しいです！！ (6月29日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - ユニさん» いつもありがとうございます！気に入って頂けたようで何よりです☺︎ (6月28日 17時) (レス) @page46 id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riara | 作成日時：2022年2月3日 21時
