看病は第一治療薬 ページ24
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今日はなんだか体が重い。
寒気もするし、ちょっと熱っぽい気もする。
でも大丈夫、きっと今日だけだ。
そう思い、リビングの掃除機をかけようとソファーから立ち上がると、ふらっと目眩に襲われ、その場に倒れた。
生憎、今は誰もいない。
起き上がる元気もなく、私はそのまま目を閉じた。
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次に目が覚めた時には、見慣れた天井と明るい電気、温かい布団、そして、
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千「起きたか」
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千景さんがいた。
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『千景さん…？
どうして…』
千「リビングで倒れてたんだよ」
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��全く、早上がりだったから良かったものの��
とブツブツ言う千景さん。
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千「体調が悪いならちゃんと言いなさい」
『…すみません…』
千「気分は？」
『だいぶ楽になりました』
千「そっか、なら良かった。
さっき監督さんがお粥を持ってきてくれたよ」
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と器を渡されたが、急にふと甘えてみたくなって、
��あーーーん…��
と言ってみた。
すると、やれやれと言う顔をしつつもしっかり食べさせてくれる千景さん。
…美味しい。
カレー以外にも作れるんだなぁ、感心感心。
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『…ご馳走様でした』
千「はい、よく食べました。
じゃあ、またゆっくり休んでて」
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と一度部屋を出て、歯ブラシからお水から冷えピタから、何から何まで持ってきてくれた。
…失礼ながら心底驚いてしまう。
人の世話とか苦手そうなのに。
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千「今日はもう寝ようか」
『はい。
…色々とありがとうございました』
千「これくらいはな。
それと…」
・
��こういう時くらい甘えるもんだよ��
と部屋を出ていった。
・
気づいた時にはもう朝で、いつ寝たかも覚えてない。
けど体の調子はいい気がする。
布団に重みを感じ起き上がると、
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『…千景さん』
・
千景さんが床に座ったままベッドに伏せて寝ていた。
近くには飲み物やゼリー、タオルなどが新しく置いてあり、私が眠ったあと持ってきてくれて、朝まで看ていてくれたのだと察した。
こんなところで寝かせてしまって申し訳ないという気持ちになりつつ、メガネを取って寝ているその姿は実に幼く可愛らしい。
サラサラの髪の毛に手を伸ばし、口を開く。
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『…ありがとうございます、千景さん』
千「ん…」
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riara(プロフ) - さらさん» 大丈夫です！お話考えておきますね☺︎ (7月2日 11時) (
レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事遅くなってすいません！！お話それぞれが、良いです！！大丈夫ですか！？ (7月2日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - さらさん» 初めまして、コメントありがとうございます☺︎リクエスト承りました。それぞれのお話と2人同時のお話、どちらがよろしいですか？☺︎ (6月30日 22時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めちゃ大好きです！！凄く気に入ってます！！私もリクエストいいですか！？ガイさんとシトロン書いて欲しいです！！ (6月29日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - ユニさん» いつもありがとうございます！気に入って頂けたようで何よりです☺︎ (6月28日 17時) (レス) @page46 id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riara | 作成日時：2022年2月3日 21時
