【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい8 (ページ44)

今日:83 hit、昨日:56 hit、合計:68,607 hit

・ページ44

東の港に着くとビビのスピーチが聞こえてきた

貴女『……』

ゾロ「聞こえたら今のスピーチ間違いなくビビの声だ」

サンジ「アルバーナの式典の放送だぞ
もう来ねェときめたのさ…」

ルフィ「ビビの声に似てただけだ…！！」

ゾロ「行こう12時を回った…」

貴女『ビビ…』

ルフィ「来ねェわけねェだろ！！
下りて探そう！！いるから！！」

ｳｿｯﾌﾟ「おいマズイ！！海軍がまた追って来た！！」

貴女『また海軍が！！』

ゾロ「船を出すぞ！！！面舵！！！」

サンジ「諦めろルフィ…俺達の時とはワケが違うんだ」

ビビ「皆ァ！！！！」

貴女『っ！！』

船を出し東の港タマリスクーから離れようとするとビビの声が聞こえて後方の方へと移動するもビビとカルーの姿があった

貴女『ビビ！！』

ｳｿｯﾌﾟ「カルー！！！」

ルフィ「ホラ来たァ！！！」

ビビ「お別れを！！言いに来たの！！！」

貴女『…っ！！』

ビビは受話器を手に取り町にもビビの声が響く

《私…一緒には行けません！！！
今まで本当にありがとう！！！
冒険はまだしたいけど
私はやっぱりこの国を愛してるから！！！
＿＿＿＿だから行けません！！！》

貴女『そっか……』

《私は＿＿私はここに残るけど……！！
いつかまた会えたら！！！
もう一度仲間と呼んでくれますか！！！！？》

ルフィ「いつまで……！！」
グッ…

貴女『ルフィ！！』

ルフィが返事をしようとするのをセナは咄嗟に口を押さえる

貴女『返事はダメよ！！』

ナミ「海軍がビビに気づいてる
私達とビビとの関わりを証拠づけてらビビは罪人になるわ」

セナ達は言葉を返す事なく背を向けた
言葉はかけられないが左腕に付いてあった包帯を取り腕を伸ばし印を見せるとビビとカルーも包帯を取り腕を伸ばす

ルフィ「出航〜〜〜！！！」