【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい11 (ページ9)

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2億の入った鞄を取られてしまいセナは走り出すとルフィに止められた
すると橋からパウリーという男がフランキー一家の集団の船に乗り込み投げ倒した
パウリーの隣にはハトを肩に乗せたルッチという男がパウリーの耳を掴んでいた

ﾊﾟｳﾘｰ「せっかく大金が入ってたってのに…！！てめェ覚えてろルッチ！！！」

ルッチ《人の金で借金を返そうとするな愚か者》

ﾊﾟｳﾘｰ「拾ったんだこの金は！！」

ｱｲｽﾊﾞｰｸﾞ「帰って来たな」

貴女『良かった…』

ルフィ「いやー良かったなーセナ、ウソップ」

ｳｿｯﾌﾟ「人事か！！俺達の大金2億ベリーだぞ！！
セナが取り返そうと動いていたのによ！！見習え！！」

ナミ「そうよ！！セナが動いて何であんた一番に取り返しに行かないのよっ！！」

ルフィ「わっ悪かったよ…でもあのハト(・・)が「俺が行く」って……」

ｱｲｽﾊﾞｰｸﾞ「ンマー！！
悪かった身内のバカは身内でカタをつけさせてくれ
おめェらにとっ捕まりゃカドが立つからな」

ｶﾘﾌｧ「フランキー一家に盗られなくて良かったと思ってここは一つ…」

ナミ「まァ…それは本当だけど……」

貴女『さっきの人達は何者なの？』

ｶﾘﾌｧ「フランキー一家は船の＂解体屋＂です」

貴女『＂解体屋＂！？』

ナミ「そんな真っ当な職人には見えなかった」

ｶﾘﾌｧ「ええ…副業に＂賞金稼ぎ＂をやってますので
この都市に出入りする海賊達を見つけては諍いを起こす迷惑な人達です」

ｱｲｽﾊﾞｰｸﾞ「この町に来た海賊共を潰せばそいつらの乗って来た船も手に入るだろ？
それを解体して使える木材は売り捌く
これがフランキー一家の商売だ」

ｳｿｯﾌﾟ「タチ悪ィな海賊団ごと解体しようってのか！？」

ｱｲｽﾊﾞｰｸﾞ「ンマー！！エジキになりゃあ骨も残らんな」

ルフィ「だけどあんまり強そうじゃなかったよな」

ｱｲｽﾊﾞｰｸﾞ「あれは手下共だ＿＿＿＿だが裏に控える一家の頭…「フランキー」は甘くみるな」

ルフィ「……？」

貴女『フランキー？』

ルッチ《連れて来ましたアイスバーグさん》

ﾊﾟｳﾘｰ「耳！！いてェ！！」

ｱｲｽﾊﾞｰｸﾞ「手間かけたなルッチ」

ルッチ《どうもバカが迷惑おかけしましたね》ｸﾙｯﾎﾟｰ

貴女『喋った…』

ルッチ《クルッポーホラお詫びしろパウリー》

ドサッ
ﾊﾟｳﾘｰ「ふげ！！」

ルフィ「喋りまくりだなあのハト」

ｳｿｯﾌﾟ「帽子の男の代弁してるみてェだ
まァ……兎に角金が戻って良かった」