【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい11 (ページ42)

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セナは血を吐きながらも何とか起き上がろうと力を入れようとする

カタッ…

貴女『…はぁ……はぁ……ゲホッゲホッ…あっ……！！』

飛ばされた拍子に手放してしまった扇が目の前にある事に気づくと握り締めゆっくりと立ち上がる

ラグト「まだ動くか……」

ｳｿｯﾌﾟ「ルフィ君〜〜〜っ！！セナ君〜〜〜！！ここだーーーーーっ！！！」

貴女『！！』

ﾌﾗﾝｷｰ「全員無事橋へ着いたぞーーーーっ！！！」

ｳｿｯﾌﾟ「こっちは心配いらないぞルフィ君セナ君！！」

サンジ「ロビンちゃんも助けたァ！！！」

声のする方を向くとサンジ達の声が聞こえてきた

貴女『はぁ……はぁ……』

ﾌﾗﾝｷｰ「あとはお前ら！！！」

ゾロ「そいつら(・・・・)に勝て！！！」

ｳｿｯﾌﾟ「生きて皆でここを出るんだ！！！」

貴女『うん』ｺｸﾝ

ラグト「………」

セナは微笑みながら頷くと扇を構えラグトの方を向く

ラグト「現状お前の言った通り全員生きてたな……たいしたもんだ…だが数分後に同じ顔をしていられるかどうか…
……見物だ＂悪＂はこの世に栄えない！！！」

セナは扇を広げラグトのパンチや蹴りを受け止める

ドカン！！

ガガガアン！！

ラグト「所詮貴様等にこのエニエス・ロビーは超えられんそう言う事だ！！例えこの島の形が滅んでも…！！！
「世界政府」の志向を邪魔するあの女(・・・)は地の果てまでも追って俺達が消し去る…！！！
＂闇の正義＂の名のもとに！！！」

貴女『そこからロビンを逃がす為に私達は来たのよ！！！
＂颶風の舞＂！！！』

ラグト「＂六王銃＂！！！」

ドン！！！
貴女『！！！』

セナの攻撃を避けるとラグトはセナの腹部に両手の握り拳を当てると衝撃を送り込みセナは血を吐き倒れてしまった

貴女『ゲホッ…』

ボタボタ…

バタン…

ｳｿｯﾌﾟ「ルフィ〜〜〜っセナ〜〜〜〜っ！！！
お前ら何やってんだよォ！！！起きろーーー！！」

貴女『ウソップ……』