【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ10)

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サトリはサンジとウソップの姿を確認すると「びっくり玉」をウソップ達の方へと飛ばして動きを鈍らせていた

貴女『ゔっ……あっ…』

爆発を背中で受けてしまい視界が霞んでいると黒い靄がセナの前に現れた

貴女『……え……』

何かの生き物の形をしている黒い靄に驚いているとセナの頬を擦り付いてくる様な感覚がした

スリ…
貴女『(懐か…しい……？)』

黒い靄はセナを包み込む様な優しい風を吹く
風に包まれて行くセナは安心する様に目を瞑ると懐かしい感覚を感じていた

ヒュウゥ……
貴女『……』
グッ…

サトリ「ほっほほーう！！ほほーう！！
いい加減に終わったなお前達…さっさと安らげ！！！
俺は神官、敵うわけなどないのだ！！」

サンジ「……」

ルフィ「……ハァ………ハァ……ウゥ…」

ｳｿｯﾌﾟ「……だ…ダメだ…もう…
びっくりしすぎて…心臓が……もたねへ…」

サトリ「もはや打つ術もなくなるぞ
お前達の船はもうすぐこの森の出口へ辿り着く！！
そしたらもう終わりだとも！！ほほーう！！
お前達が鳥の様に空を飛べない限りここからは出られない！！この森を死ぬまでさ迷い力尽きて死んでゆくのだ
ほっほーう！！！」

ルフィ「そんな事にあるかァ！！！」
ブォン！！

サトリ「ほほうなるとも！！
びっくり＂玉鬘玉ドラゴン＂！！」

グオオオッ！！

ルフィ「ぎゃああああああ！！！

「びっくり玉」が何個も繋がるとドラゴンの様になりルフィを追いかけ回す

サトリ「ほっほほう！！！
さーあどれが＂火炎玉＂かな？？楽しみっ！！
＂火薬＂入りのびっくり雲と＂刃物＂入りのびっくり雲で出来た「玉ドラゴン」！！
体のどこかの＂火炎＂玉に触れたが最後！！！
爆発が爆発を呼び巨体はたちまち大爆発を引き起こす！！！」

ルフィ「うわあああああああ！！！」

貴女『(ごめん！！ルフィここはお願い！！)』
ダッ！！