【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ33)

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エネルは手の平で爆破を受け止め声のした方を見るとそこにはウソップが立っていた

エネル「貴様だったのか……船で会ったな」

ｳｿｯﾌﾟ「ハァ…ハァ…あ…あれ！？サンジは！？」

ナミ「え！？」

貴女『サンジも来るの！？』

ｳｿｯﾌﾟ「まだ来たねェのか！？ここにっ！！！」

サンジが来ていない事を聞くとウソップはエネルに睨み付けると静かに扉を閉めてしまった

パタン…

ナミ「こらーっ！！！」

貴女『ウソップ？』

ｳｿｯﾌﾟ「…………！！く……………！！！
(………！！逃げて…逃げてとうする男ウソップ！！)
【バンッ！！】神(ゴッド)が何だ！！！」

意を決してもう一度扉を開けてエネルに怒鳴り掛けるとウソップへと雷を飛ばすと華麗に避けるウソップ

バリバリィッ……！！

ｳｿｯﾌﾟ「ぎゃああああ」

ナミ「ウソップ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「セナ！！！ナミ！！！」

貴女『何！？何か作戦があるの！？』

ナミ「私達！！どうしたらいい！？」

ｳｿｯﾌﾟ「助けてくれ」
スパァン！！

ナミ「知るかァ！！！
あんた私達を助けに来てくれたんじゃないの！？」

ｳｿｯﾌﾟ「イヤもーそれもどうなんだか俺にもさっぱり」

ナミ「じゃ何しに来たの！！？」

ｳｿｯﾌﾟ「さ〜〜〜〜…」

ナミ「さ〜〜〜って何よ助けてよ！！！」

貴女『2人共下がって！！』

セナはナミとウソップの前へ出ると扇を開き構える

ｳｿｯﾌﾟ「セナ…その帽子」

貴女『ルフィのよ！さっきまでいたの』

ナミ「死んじゃいないわアイツだもん！！」

セナは扇を強く握り締めエネルが放つ雷を薙ぎ払いながら距離を詰めて行く

貴女『何か策があるのよね！！
私が何とか気を引くから準備して！！』

ｳｿｯﾌﾟ「おっ俺も手伝うぞセナ！！」

ナミ「気をつけて！！」

セナはエネルへ扇を振り落とすとエネルは手にしていた棒で受け止める

ガッ！！

セナの扇を受け止めると次の瞬間セナを中心に風が吹き始め少し吹き飛ばされるエネル

ブオォォォン！！

エネル「(なんだ…あの女……ブロンが何か仕組んだのか)」

貴女『はぁ…はぁ…(何が掴めそうなのに……！！)』