【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ32)

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エネルの雷はルフィ、アイサ、ピエールを目掛けて落雷してしまい3人の姿は見えなくなった

ゴゴゴォ…ン

貴女『そんな！！』

エネル「ヤハハハハハ
……流石にこたえた…だがこれが結論」

貴女『っ！！』

ナミ「……！！」

エネル「どうした
せっかく生き永らえたのだ…至らぬ者達など切り捨てろ
…貴様等とて先に望む未来もあろう…」

ナミ「……望む未来……？ええあります
…だけどこのままあなたと行けば私は…セナが心から笑ってくれないと1人ぼっちも同じ…！！」

貴女『ナミ…』

ナミ「望むものを1人で手に入れて何が楽しいの？
本当はやりたい事も…沢山あるけど……このままアイツらを捨ててアンタと一緒に行くくらいなら！！私はもう！！何もいらない！！！」

貴女『！！』

エネル「命もだな
この舟に乗っていたく無いのならば運命は一つ…
あまり利口な言動とは言えんな、これでお前は生き残れる術を失ったのだ……！！
あるいは……紛れ込んだ2匹のネズミにでも希望をかけてみるか……ヤハハハ」

ナミ「え…」

貴女『何を…言って……』

エネル「ヤハハハハハ
本気で貴様等を救出に来たらしい…バカバカしい限りだな」

貴女『(誰……ルフィ以外よね…でもどうやってこの舟に…)………っ！！』

セナとナミは誰が助けか来たのかと考えているとエネルの体から雷が出る瞬間を見たセナはナミの腕を引き寄せた
バリバリッ！！

ナミ「わっ！！」

セナはナミを守る様に前へと立つ
ナミは何が起こったのか分からず混乱していた

貴女『(敵は…雷……何か……)』

＿＿ﾃﾞｨｱﾝ「アナタの力に必ずなるでしょう」＿＿

貴女『っ！！』

ディアンの言葉を思い出して扇を出すと開き構えた
エネルはお構い無くセナに雷を飛ばすとセナは雷を払いのけるように扇を振うと雷は舟の壁へと打つかる

バリッ！！

エネル「っ！！？」

貴女『ふぅ…』

ナミ「セナ……」

貴女『っ』

エネル「私は忙しいんだ消え去れ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「てめェが消えろ！！
必殺！！＂火薬星＂！！！」

ボウン！！
雷の規模が大きくなりセナとナミに襲い掛かろうとするとウソップの叫び声が聞こえると同時に爆破が起こった

ｳｿｯﾌﾟ「ご…ごめんなさい」

貴女『っ！！？』

ナミ「ウソップ！！」