【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ27)

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第109話神曲ページ27

セナはチョッパーをナミに預けて駆け出すが間に合わなずロビンはエネルの雷を受けてしまった

貴女『っ！！』

セナは倒れ込むロビンの体を受け止める

ドサッ
貴女『あ…ロビン……ロビン！！』

ロビンの頬を撫でながら呼び掛けるが返事はない
セナとロビンの前にゾロは立つ

ゾロ「女だそ」

エネル「見れば分かる」

ゾロはエネルに刀を向け構える
ギィン！！

エネル「…んん…いい腕だ」

ゾロ「イカレてんのかてめェは！！！」

ﾜｲﾊﾟｰ「＂燃焼砲(バーンバズーカ)＂！！！」

エネル「ヤハハ…」
ゴロゴロゴロゴロ……ピシャァッ！！

エネルは上へと飛ぶとワイパーは持っていたバズーカを向けて撃ち付けるがエネルは無傷

エネル「…まだ分からんかお前達の扱えるエネルギーなど私達にとっては無に等しいのだ」

ブロン「……」

ブロンは何もせずただエネルの隣に立っているだけ
手助けをするでも無いただ見ているだけだった

貴女『……雷そのものなんだ…』

エネル「やれやれ……これから共に＂限りない大地(フェアリーヴァース)＂へ旅立とうと言うのに…何もそう殺気立つ事もあるまい……なぁお嬢さん」

貴女『っ！？』ﾋﾞｸｯ

エネルはセナの方を向き言葉をして来た事に驚き体を震わせる

ゾロ「誰がそこへ着いて行くって言ったんだ！？
お前の言う＂夢の世界＂にも興味ねェしな！！」

ドウッ！！

貴女『ゾロ！！』

ナミ「ダメよ！！相手が悪すぎる！！」

エネル「体に教えねば分からんのだろう…＂神の定義＂」
ドシュ！！

刀を構え走り出すゾロはエネルの腹部を狙い斬るが雷と変わり攻撃は効いていなかった

ゾロ「！！」

エネル「お前達がどう足掻こうと太刀打ちできない
圧倒的な力……そこで覚える＂絶望＂……ブロン」

エネルの言葉に応えるようにブロンはエネルとゾロの間に現れるとゾロの腹部を打撃する

ドウッ！！
ゾロ「っ！！？」

貴女『ゾロ！！』

エネル「人にとって…死は最大の＂恐怖＂！！
だから人は地に顔をうずめ神に慈悲を乞う！！」

ガン！！
ゾロ「！！」

ブロンの一撃でゾロは膝を突き倒れてしまうとエネルは足でゾロの顔を踏み付けた

エネル「仕方のない事さ
生物は恐怖の前にひれ伏すように出来ている本能というものだ」

ミシミシ…
ゾロ「ゲホッ！！！」