【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい9 (ページ19)

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セナとルフィは外に出て切り株に座りマシラとショウジョウと話していた

貴女『あなた達もここに住んでいるの？』

マシラ「まァこのおやっさんの家が「猿山連合軍」の本拠地ではあるんだが大概はてめェらの船で寝泊まりだ」

ｼｮｳｼﾞｮｳ「俺達にこの家は小さすぎるからな
ウォッホッホッホッホ！！」

貴女『確かに3人が中で寝るにはキツいわね』

ルフィ「お前らがデカ過ぎるんだよ
まー巨人のおっさん達から見たら耳くそみたいなもんだけどな」

楽しそうに話しているセナ達を少し離れた所で見ていたゾロとウソップは不思議な光景だなと思っていた

ｳｿｯﾌﾟ「何でアイツら…もの凄い打ち解けてんだ」

ゾロ「通じるモンがあるんだろうよ」

ｳｿｯﾌﾟ「こーしてセナを見ているとよォ…」

ゾロ「ん？」

ｳｿｯﾌﾟ「猛獣使いだよなァ…セナって…」

ゾロ「あぁ…確かにそうだな」

ｼｮｳｼﾞｮｳ「だがおめェらそんなにチビッこいくせにコイツを蹴り飛ばすとは大したモンだぜ」

マシラ「ん？」

貴女『確かにそんな事もあったね』

ルフィ「そうか？お前にも出来るよ」

ｼｮｳｼﾞｮｳ「え？そうか？」

ルフィ「あー出来る」

ガチャ
ﾁｮｯﾊﾟｰ「セナ！！ルフィ！！気がついたぞ！！」

ドゴーン
ｼｮｳｼﾞｮｳ「おー本当だ飛ぶもんだ」

貴女『起きたのね！！』

ルフィ「ひし形のおっさん！！聞きてェ事があんだよ」

ショウジョウがマシラを蹴り飛ばすと同時にクリケットが目を覚めた事を聞き家に入るセナとルフィ

ｸﾘｹｯﾄ「迷惑かけたなおめェらをいつもの金塊狙いのアホ共だと思った」

ナミ「え！？金塊をお持ちなの！？」

ｳｿｯﾌﾟ「狙うな狙うな」

ｸﾘｹｯﾄ「俺に…聞きてェ事ってのは何だ？」

貴女『私達＂空島＂に行きたいの！！』

ルフィ「行き方を教えてくれ！！」

ｸﾘｹｯﾄ「空島？ウワッハッハッハッハッハッハッハ！！
お前ら空島を信じてるのか！！？」

カチンッ
ナミ「っ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「オイやめろ病人だから〜〜〜！！！」

クリケットが大笑いするとナミは手を出しそうになるのをウソップが必死に止める

貴女『＂空島＂はないの！？』

ｸﾘｹｯﾄ「っ！？……フフ…さァな…
あると言っていた奴を一人知ってるが
そいつは世界じゃ伝説的な大うそつき
その一族は永遠の笑い者だ」

貴女『え…ウソップ…』

ルフィ「……！！」

ｳｿｯﾌﾟ「俺じゃねェよ！！」