【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ9)

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あれから何日か経ったある日、村で騒ぎが起こった

マキノ「村長さん！！大変ですっ！！」

村長「どうしたんじゃマキノ、そんなに慌てて」

マキノ「セナとルフィが山賊達に……！！！」

「すっげー！！宝石の眼だな！！本物の宝石だぜ！？」
「眼は宝石、髪もキラキラしてるぜ！！」
「こっちも見ろよ本当におもしれェ体だな」
「本当だな、殴っても蹴っても効いてないらしい」

山賊達が集まっている事で村の人達は家に避難し窓から見てた

「お…おいお前セナとルフィを助けに行けよっ！！」
「でも…相手は山賊だぞ、殺されちまう！！それにこのケンカは、セナとルフィの方から仕掛けたらしいじゃねェか！！」

セナは長い髪を掴まれ身動きがとれず、ルフィは伸びる頰を摘まれ持ち上げられていた

ルフィ「くそォ！！！俺達に謝れ！！！この野郎！！！」

ルフィは山賊を殴ろうとするが避けられる

「宝石眼の小娘に、ゴム人間とは…なんておかしな生き物がいるんだろうなァ…！！」

山賊の頭は【ドスン】とルフィを地面へ叩きつけ飛ばした

ルフィ「う…！！」

貴女『ルフィっ！！いっ！！』

セナはルフィの方へ駆け寄ろうとするが髪を掴まれたままでその場から動けない

ルフィ「ちくしょう！！絶対許さねェ！！！」

「見世物小屋にでも売り飛ばしゃあ、けっこうな金になりそうだな…特にこの宝石眼の小娘は！！」

そう言いながら更にセナの髪を掴む手の力を入れ思いっきり【グッ！！】と引っ張る

貴女『ゔっ！！』

ルフィ「うわああーーーーーーーっ！！セナを離せェーーーーーー！！」

ルフィは近くに落ちていた木の棒を手にして山賊達に向かって叩き付けようと走り出す

「しつこいぞ……！！ガキ」

ドスン！！
ルフィ「！！！」

貴女『ルフィっ！！！』

山賊の頭は片手にセナの白桃髪を掴み片足はルフィの顔を地面へ踏みつけた

「人が気持ちよく酒飲んで語ってたのに…この俺が何かお前らが気に触る事でも言ったかい」

貴女『……言った…言ったよ！！！』

ルフィ「言った！！！あやまれ！！ちくしょう！！！」