【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ32)

今日:183 hit、昨日:106 hit、合計:498,070 hit

・ページ32

ルフィ達の会話は海兵達の方まで聞こえていた

「ゴム人間！！？」

モーガン「やはり悪魔の実の能力者
(あの小娘もそうなのか…)」

「大佐っ！！我々の手には追えません！！」
「無茶苦茶だ！！あんな奴ら！！！」
「ゾロだけでも戦えないのに！！」

そんな弱気な事を言う海兵達

モーガン「大佐命令だ
今…弱音を吐いた奴ァ…自分の頭を撃て！！
この俺の部下に弱卒は要らん！！！」

貴女『馬鹿みたいっ！！自分の部下にっ！！』

ゾロ「本当にどうかしてるぜ
この軍隊は……！！」

セナが動こうとするとルフィがセナを止め走って行き、モーガンとやり合っていた

貴女『ルフィっ？』

コビー「多分ルフィさんはセナさんの傷を気にしているんだと思います」

貴女『え…』

セナは自分の血の跡が残っている左腕の擦り傷を見た

貴女『擦り傷なんだけど…大袈裟だな…』

コビー「そうですか？初めて会った時も思っていましたけど、ルフィさんはセナさんの事を大切にしてるという事が伝わって来ますよ」

貴女『えっ？私…頼られてないのかな…』

コビー「セナさんの事が本当に大切だからではないですか？」

貴女『昔の影響なのかな…』

コビー「え？」

貴女『私の目って……普通のとは全然違うでしょ…
髪も…そうなのかな？そのせいで色んな人達に売り飛ばされそうになった所を助けてくれたの…
私が何でこんな目をしているのか分からないのよ
小さい頃の記憶が思い出せないの……こんな時にごめんね』

コビー「セナさん…大変ですね
でも僕はセナさんの瞳と髪綺麗で好きですよ」

貴女『っ！！ありがと』

セナとコビーの会話はゾロの方まで聞こえていた

ゾロ「………」

セナとコビーは大人しくルフィとモーガンの戦いを見ていた
コビーは少しセナの方を見ると白桃髪が風に靡きその隙間から見える青い宝石眼がキラキラと輝く姿を見て「……なんて美しいんだ」と思っていた

コビー「(セナさんは本当に綺麗だ、ルフィさんあなたがセナさんを大切にしたいと思う気持ち何と無く分かります)////」

ルフィがモーガンの胸倉を掴み顔面を殴り続けているのを見ているとセナとコビーは身動き出来なかった