【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ27)

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その時磔場にセナとコビーが来たがルフィの姿が見当たらなかった

貴女『あれ？ルフィがいない』

ゾロ「あいつなら基地へ向かって行ったぜ」

コビー「また無茶苦茶な事を…！！」

ゾロ「本当だぜ何者なんだお前とあいつは」

「お前」とはセナの事だった
ゾロは初めてセナを見た時から、瞳が宝石の様にキラキラとしている事にずっと驚いていた

貴女『これは生まれつきなの気分悪くさせたら…ごめんね』

ゾロ「……別に」

ゾロは悲しそうに微笑むセナを見て少し戸惑った
セナはそう言いコビーと一緒にゾロの縄を解く為に動いた

貴女『硬った！？何このロープ！？』

コビー「急ぎましょう！！」

ゾロ「おい、良いのか！
俺に手を貸せば、てめェらが殺されるぞ」

貴女『問題ないよ』

コビー「あなたに捕まる理由は無い筈です！！！
僕はこんな海軍、見てられない！！僕はきっと正しい海兵になるんです！！ルフィさんが海賊王になる様に！！」

ゾロ「何？か…海賊王だと…！？
意味わかって言ってんのか」

コビー「えへへへ…僕も驚きましたけど」

貴女『ルフィは本気だよ、そういう人なんだもの』

ゾロ「………」

セナとコビーはロープを解こうとすると海軍基地から何かが光った事に気付くセナとふと顔を上げる

貴女『！！』

何かに気づいたセナは目を見開きコビーの腕を掴み引っ張ったその瞬間「パン！！」と敷地中に響いた