【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ23)

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セナとルフィは海兵達が去って行った後にゾロの前に現れた

ゾロはさっきまで塀の外にいた麦わら帽子を被っている男と一歩後ろにいる顔はよく見えないが白桃髪の女が来た事に驚いた

ルフィ「お前悪い奴なんだってな」

ゾロ「何だてめェらか、まだいたのか」

ルフィ「こんな所に晒し者になって、お前本当に強いのか？」

ゾロ「余計なお世話だ！！」

貴女『私だったら頑張ってで四日で餓死しそうだな』

ルフィ「俺だったらいい三日で餓死するなきっと」

ゾロと喋っていると後ろから「セナさんールフィさんー帰って来てくださいよー！！」とコビーは大声で言っているのが聞こえた
ルフィは帽子を抑えながら走って行った
ルフィで見えなかったセナの顔がハッキリと見えてゾロは目を見開いて驚く

ゾロ「っ！！」

セナの目は宝石の様にキラキラとしていた
ゾロは質問しそうになった言葉を飲み込む

ゾロ「……お前らに逃がしてもらわなくても俺は自力で生き延びる！！一ヶ月ここに生きたまま突っ立ってりゃ助けてやると
あのバカ息子が約束(・・)してくれた

何が何でも生き延びて
俺は俺のやりたい事を成し遂げる！！」

貴女『物好きね
うん、ゾロの気持ちは分かった』

そう言いセナは戻ろうとした

ゾロ「ちょっと待て」

貴女『ん？』

ゾロに呼び止められ振り向くとゾロは地面に叩きつけられたおにぎり見ながら

ゾロ「それ…とってくれねェか」

貴女『食べるの？もう殆ど土だけど…？』

ゾロ「黙って食わせろ！！」

貴女『…』

セナは地面に落ちているおにぎりをゾロの口の中へ入れるとゾロは咳き込みながら食べた

貴女『だっ…だから言ったじゃん』

ゾロ「…「美味かった、ごちそうさま」」

貴女『！…フフ！』