初めての手入れ ページ20
ずっと念願だった清光呼び。
ついに叶う！！
「もちろん！」
そう言ってにこっと笑った清光は、充分可愛くって、汚いなんて気にならなかった。
『やった！！よろしくね！清光！！』
「うん、よろしくね！主！！…わっ！」
清光が言い終わると同時に飛びつく。
「あ、主！？俺まだ汚いから、汚れちゃうよ！？」
自分の汚れが気になるのか、引き剥がそうとしてくる。
私はそれに必死に抵抗してしがみつく。
『いいの！！汚れても！！』
「で、でも…」
『それに、さっきの清光の笑顔、すっごく可愛かったよ！』
「えっ........」
『だからいいの！…あっ！』
ぱっと閃いて、清光から離れる。
「どうしたの？主」
少し寂しそうな顔をする清光。
可愛い。←
『汚れちゃったしさ、一緒にお風呂はいっちゃおう！ただ、手入れが先だけどね、染みるから！』
「ええっ！？」
名案、とばかりに言うと、清光が慌てて聞いてくる。
「主女の人でしょ！？ダメ！！俺男なんだし！」
『んー、確かに顔とか見た目はそうだけど、実際無性別だから、なんもついてないよ？』
「…なっ！///........だから、そういうこと言っちゃダメって！！」
『はいはい！さ、入っちゃお！』
「…だから！！」
『いいのいいの〜！』
そう言って肩を軽く押して座らせる。
「えっ、何して…」
『えっ！？手入れするんだけど？？』
「…手入れ部屋行かないの？？」
『えっ、そんな便利な部屋があるの？？』
「...............ﾊｧ」
何も知らないの？？って言われた。
シラナイデス、スミマセン。
『こんのすけ〜』
「はい！なんでしょう！」
お、出てきた出て来た。
相変わらずだね。早速聞くか。
『手入れってさあ、手入れ部屋じゃないと出来ないの？？』
「いえ、可能です。ただ、手入れ部屋は審神者の霊力が一番反映されており、常にぷうるされているので、審神者の霊力が低くても、霊力や資源の消費を抑えられるのです」
『へえ、便利な世の中になったもんだ』
うん、難しいことは全然わからんわ。
ま、要は出来るんだよね。
『じゃ、やるか』
「えっ、主！？霊力消費するよ！？傷は中傷だけど、髪とか、色々破損激しいから…」
『大丈夫大丈夫！！私一応神様だから！』
「でも........」
『いいからいいから！やるよ！』
そう言って、清光の目の前に座って…
気づいた........。
『手入れってどうやってやるの？』
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陽香(プロフ) - 空波さん» ありがとうございます！正直ちゃんと清光のいい子さが伝わるかなと自分の表現力に自信が持てなかったのですが、伝わったようで良かったです。嬉しいコメントありがとうございます (2020年7月24日 7時) (
レス) id: a10faff46c (このIDを非表示/違反報告)
空波 - とっても面白いです！！最後で清光いい子だなぁと感動してしまいました…！ (2020年7月23日 12時) (レス) id: 24df3d328f (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 良かったです！これからもどんどん出していくつもりなので、楽しんでください！ (2020年5月12日 18時) (レス) id: a10faff46c (このIDを非表示/違反報告)
姫那(プロフ) - 推しの2人（兼さんと堀川くん）がでてきてうれしい！ (2020年5月12日 18時) (レス) id: 02928c87bc (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 八重乃 真鈴さん» 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2020年5月3日 8時) (レス) id: a10faff46c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽香 | 作成日時：2020年4月12日 10時
